ベッドサイズの悩みを一覧表で解決!シングルからキングサイズまで詳しく紹介

※当ページの情報は執筆時点のものであり、最新の情報は各サービスの公式サイトよりご確認ください。 ※当ページのリンクには広告が含まれます。
ベッドサイズ一覧

ベッドを購入したいと考える際に、詳しいベッドサイズがわからずに悩んでしまうこともありますよね。住んでいる部屋の広さに適したサイズや自分の体格にあうサイズがわからなくて、迷ってしまうケースもあるかもしれません。

そこで本記事では、セミシングルからキングサイズまで各ベッドサイズの詳細を一覧表でわかりやすく紹介します。そのほかにも、サイズごとの特徴や使用に向いている人、海外のベッドサイズとの違いなども解説。ベッドサイズで悩んでいる人は、ぜひ参考にしてみてくださいね!

目次

ベッドサイズの基礎知識

ベッドサイズ一覧表

ベッドを選ぶ際に、最も重要な要素のひとつがサイズです。適切なサイズのベッドを選ぶことで、睡眠の質が向上し、日々の生活にも良い影響を与えやすいです。日本では、シングルからキングサイズまでさまざまなベッドサイズが存在し、それぞれ特徴があります。ベッドサイズは、自分のライフスタイルや部屋の広さ、一緒に寝る人の有無などを考慮して選ぶことが大切です。

ベッドサイズは日本独自の規格と、欧米の規格が混在しているため、理解しづらい面もあります。たとえば、「セミシングル」「セミダブル」という概念は日本特有であり、海外ではあまり見られません。また、同じ「クイーン」や「キング」という名称でも、国や地域によってサイズが異なることもあります。

てぃも

本記事は、日本で一般的に流通しているベッドサイズを基準に解説していきます!

日本と海外のベッドサイズの違い

海外ベッドのサイズと比べた実際の写真

日本と海外ではベッドサイズの基準が異なります。日本のベッドサイズは主に「センチメートル」で表記されますが、アメリカやイギリスなどでは「インチ」で表記されることが一般的です。また、日本のシングルベッドは幅97センチ程度ですが、アメリカのツインサイズ(日本のシングルに相当)は約99センチと若干広めです。

欧米では体格が大きい人が多いこともあり、全体的にベッドサイズが日本より大きい傾向にあります。とくにキングサイズになると、アメリカのキングサイズは幅約193センチ×長さ約203センチですが、日本のキングサイズは幅180センチ×長さ195センチ程度が一般的です。このように、国際規格との差異があるため、海外製のベッドや寝具を購入する際は注意が必要です。

日本の標準ベッドサイズ一覧

日本で一般的に流通しているベッドサイズの一覧表は以下の通りです。

サイズ名幅 (センチ)長さ (センチ)している人数
シングル (S)97〜100195〜2001人
セミダブル (SD)120〜122195〜2001人(ゆったり)または小柄な2人
ダブル (D)140〜143195〜2002人
クイーン (Q)160〜164195〜2002人(ゆったり)
キング (K)180〜184195〜2002人(非常にゆったり)または子供を含む3人

各メーカーによって若干のサイズ差があるため、購入前に必ず正確なサイズを確認することをお勧めします。また、マットレスとベッドフレームのサイズが合っているかも重要なチェックポイントです。

マットレスとフレームのサイズ関係

ベッドを購入する際、マットレスとフレームのサイズの関係性を理解することが重要です。一般的に、フレームはマットレスよりもわずかに大きく設計されています。これはマットレスがフレーム内に適切に収まるようにするためです。

たとえば、シングルサイズのマットレスが幅97センチ×長さ195センチの場合、対応するフレームの内寸は幅98センチ×長さ196センチ程度になっていることが多いです。このわずかな差異がマットレスのフィット感を左右するため、購入前には必ずマットレスとフレームの寸法の互換性を確認しましょう。とくに異なるメーカーの製品を組み合わせる場合は注意が必要です。

各ベッドサイズの特徴と選び方

それぞれのベッドサイズには特徴があり、ライフスタイルや部屋の広さによって最適なサイズが異なります。ここでは、各サイズの特徴と選ぶ際のポイントを解説します。

シングルベッド:コンパクトな一人暮らしに最適

シングルサイズのベッドを一人暮らしで使っている実際の写真

シングルベッドは幅が97〜100センチ程度で、一人で使用するのに適したサイズです。とくに一人暮らしの人や、子供部屋、狭い寝室に最適です。コンパクトなサイズながら、平均的な体格の日本人であれば快適に眠ることができます。

また、シングルベッドは空間を有効活用したい方にもおすすめです。部屋の隅に配置すれば、残りのスペースにテーブルやソファを置いたりしてくつろぐスペースをつくれます。価格面もリーズナブルなので、寝具やシーツなども種類が豊富で選びやすいです。

てぃも

シングルベッドは身長が180センチ以上の人や、寝相が悪い人には少し窮屈に感じるかもしれません。私は身長175センチですが、セミダブルベッドを使用してゆとりを持って寝ています!

▼シングルとセミダブルの違いについて詳しく知りたい人は、こちらの記事もおすすめ!

セミダブルベッド:一人でゆったり、二人でも可能な万能サイズ

セミダブルベッドは幅120〜122センチ程度で、一人でゆったりと使用したい人に最適です。シングルベッドでは窮屈に感じる人や、寝返りをよく打つ人にもおすすめです。また、小柄な人であればふたりで共有することも可能です。

セミダブルサイズは日本の住宅事情にも合いやすく、一般的な6畳の部屋にも無理なく設置できます。一人暮らしでも少しゆとりが欲しい人や、将来的にパートナーと同居する可能性がある人にも選ばれています。価格もシングルとダブルの中間で、コストパフォーマンスもよいのが特徴です。

てぃも

私も一人暮らしの際に、付き合っていた恋人との同棲の可能性も考えてセミダブルサイズを選びました!半同棲のようなカップルにおすすめサイズです!

▼セミダブルとダブルの違いについて詳しく知りたい人は、こちらの記事もおすすめ!

ダブルベッド:カップルの定番サイズ

ダブルベッドは幅140〜143センチ程度で、ふたりで寝るのに最低限必要なサイズとされています。カップルや夫婦に人気があり、一般的な寝室にも設置しやすいサイズです。

しかし、ふたりで使用する場合、体格によっては少し窮屈に感じることもあります。とくに体格が大きい人や、寝相の悪い人がふたりで使用する場合は、ひとつ上のサイズを検討したほうがいいでしょう。一方で、一人で使用する場合はゆったりとした睡眠環境が作れます。

クイーン・キングベッド:広々とした睡眠空間を求める方に

クイーンベッド(幅160〜164センチ)とキングベッド(幅180〜184センチ)は、ふたりでも十分な広さを確保できる贅沢なサイズです。とくに、体格の良いひとや、寝返りの多いひと、または子供と一緒に寝ることが多い家庭におすすめです。

クイーン以上のサイズは、睡眠の質を重視する人に選ばれています。パートナーの動きに影響されにくく、それぞれが自分のスペースを確保できるため、より良質な睡眠が得やすいです。ただし、設置するには8畳以上の広さが必要で、寝具やシーツなども高価になる傾向があります。

ベッドサイズ選びで考慮すべきポイント

シングルベッドを実際に部屋に置いた写真

ベッドサイズを選ぶ際は、以下の点を考慮するのがおすすめです。

  • 使用する人数と体格
  • 部屋の広さとレイアウト
  • 予算(ベッドフレーム、マットレス、寝具のコスト)
  • 将来的なライフスタイルの変化
  • 搬入経路の確認(大きいサイズは搬入が困難な場合も)

重要なのは、部屋の広さとの兼ね合いです。ベッドが大きすぎると部屋の生活動線が確保できず、生活しづらくなります。ベッドの周囲に最低50センチ程度の空間を作ると、生活同線が確保しやすいです。

部屋の広さに合わせたベッドサイズの選び方

部屋の広さによって、設置可能なベッドサイズは異なります。部屋の広さ別の推奨サイズは、以下の通りです。

4.5畳(約7.5㎡)の部屋

シングルベッドが限界です。それ以上のサイズにすると、ほかの家具を置くスペースがほとんど残りません。

6畳(約10㎡)の部屋

シングルまたはセミダブルベッドが適しています。ダブルベッドも設置可能ですが、ほかの家具のスペースは限られます。

8畳(約13㎡)の部屋

セミダブルからクイーンサイズまで設置可能です。バランスの良いレイアウトが実現できます。

10畳以上(約16.5㎡以上)の部屋

どのサイズのベッドも設置可能です。キングサイズでも十分なスペースが確保できます。

▼ベッドの選び方について詳しく知りたい人はこちら!

ベッドサイズとマットレスの関係性

ベッドサイズを選ぶ際は、マットレスとの関係性も重要な要素です。マットレスの種類によって厚みや特性が異なるため、ベッドフレームとの相性も変わってきます。

マットレスの種類とベッドサイズの選択

マットレスには大きく分けて、スプリングマットレス、低反発マットレス、高反発マットレス、ラテックスマットレスなどがあります。それぞれ特性が異なり、選ぶベッドサイズにも影響を与えるケースがあります。

たとえば、厚みのあるポケットコイルマットレスを使用する場合、ベッドの高さが高くなるため、部屋の天井が低い場合やロフトベッドを使用している場合などでは注意が必要です。また、ふたりで使用する場合は、独立したコイルを持つポケットコイルマットレスはパートナーの動きの影響を受けにくいため、ダブルサイズでも比較的快適に眠ることができます。

反対に、低反発マットレスは体が沈み込む特性があるため、ふたりで使用する場合は体重差によって寝心地が変わりやすいです。そのため、クイーンやキングなど広めのサイズを選ぶと、お互いの睡眠の質の向上が期待できます。

▼マットレスについて詳しく知りたい人はこちら!

ベッドサイズと寝室のインテリアコーディネート

ベッドは寝室の中で最も大きな家具のひとつであり、インテリアコーディネートにも大きな影響を与えます。サイズ選びは実用性だけでなく、見た目のバランスも考慮することが大切です。

部屋の印象を左右するベッドサイズ

8畳の寝室にダブルベッドを置いたレイアウト画像

小さな部屋に大きなベッドを置くと、圧迫感が生まれる可能性があります。逆に、広い部屋に小さなベッドを置くと、バランスが悪く見えやすいです。部屋の広さとベッドサイズのバランスを考えることで、心地よい空間を作ることができます。

たとえば、6畳の部屋であれば、セミダブルまでのサイズがインテリア的にもバランスが良いでしょう。8畳以上の部屋であれば、ダブルやクイーンサイズでも圧迫感なく配置可能。また、ベッドの高さも重要で、低めのベッドは天井が低い部屋や開放感を出したい場合に適しています。反対に収納付きで背が高めのベッドは、収納スペースを確保したい場合や西洋風のエレガントな雰囲気を演出したい場合におすすめです。

色や素材も、部屋の雰囲気に大きく影響するポイントです。木製フレームは温かみのある自然な印象を、スチールフレームはモダンでスタイリッシュな印象を与えます。

よくある質問(FAQ)

ベッドサイズの呼び名が違うことがありますが、なぜですか?

ベッドサイズの呼び名は、メーカーや国によって異なるケースがあります。たとえば、日本のシングルサイズは、海外ではツインやシングルと呼ばれサイズも若干異なります。また、同じ「クイーン」という名称でも、アメリカとイギリスでは寸法が異なるのが特徴。購入時には必ず具体的なサイズ(センチ単位)を確認するのがおすすめです。

ベッドとマットレスのサイズが合わない場合はどうすればいいですか?

ベッドフレームとマットレスのサイズを合わせるのがおすすめです。しかし、若干の差異であれば使用可能な場合もあります。たとえば、フレームがマットレスより1〜2センチ大きい程度ならよいかもしれません。逆に、マットレスがフレームより大きい場合は収まらない可能性があるため避けるべきです。どうしても合わない場合は、専用のアダプターや調整パーツを使用する方法もあります。

子供が成長したらベッドサイズを変えるべきですか?

子供の成長に合わせてベッドサイズを変えることは、快適な睡眠環境を提供するために重要です。幼児期は小さめのベッドでも問題ありませんが、身長が140センチを超える頃からはシングルサイズが適しています。思春期以降は、体格や好みに応じてセミダブルなど、より広いサイズに変更することも検討すると良いでしょう。長期的な視点では、最初からシングルサイズを選ぶことでコストパフォーマンスが良くなる場合もあります。

二段ベッドの標準サイズはありますか?

二段ベッドの標準サイズは、基本的にシングルサイズ(幅97〜100センチ×長さ195〜200センチ)です。二段ベッドはスペースを有効活用する家具なので、コンパクトなサイズが主流となっています。ただし、最近では子供の成長を考慮して、やや幅広のセミシングル(幅85センチ程度)やワイドシングル(幅110センチ程度)の二段ベッドも増えています。購入の際は、天井高も考慮することが重要です。床から上段ベッドの天井までの高さが90センチ以上あると、快適に使用しやすいでしょう。

まとめ

ベッドサイズ選びは、快適な睡眠環境を作るための重要な要素です。シングルからキングサイズまで、それぞれに特徴があります。自分のライフスタイルや部屋の広さ、将来的な変化も考慮して選ぶことが大切です。

この記事で紹介した一覧表や選び方のポイントを参考に、ぜひ最適なベッドサイズを見つけてください。質の良い睡眠は健康の基本であり、適切なサイズのベッドを選ぶことは、毎日の生活の質を向上させる大きな一歩となります。

最後に、ベッドを購入する際は、必ず実際の寸法を確認し、搬入経路も考慮することを忘れないようにしましょう。大きなサイズのベッドは、部屋のドアや廊下、階段などを通過できるかどうかも事前にチェックしておくことがおすすめです。

シェアはこちら!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

インテリアメーカーに勤務しながら、不眠症の悩みを解決するために睡眠やインテリアについて学ぶ。睡眠検定3級を保有。インテリアメディアの責任者、編集長を経験し、その後ブログを開設。身につけた家具やインテリアの専門知識を、自身の経験も踏まえて解釈・分析しながら初心者のためにわかりやすく解説します。

目次