マットレスを購入しようと考えている人のなかには、長く使える商品を探している人もいますよね。また、一生使えるようなマットレスやへたらない商品があるのか知りたい人もいるかもしれません。マットレスは耐久性や使用されている素材に着目すると、長く使える商品を見極めやすいです。
本記事では、一生使えるマットレスや長く使える商品の選び方について紹介します。そのほかにも、マットレスを長持ちさせる方法や長持ちする寝具メーカーも紹介。長く使えるマットレスを探している人は、ぜひ参考にしてみてくださいね!
長く使えるマットレスについてよくある質問
Q.一生使えるマットレスはありますか?
A.マットレスは、使用年数や商品の素材、使い方によって劣化スピードも変わります。適切な使い方やメンテナンスをすることで長持ちさせるのは可能ですが、一生使い続けるのは難しいといえます。
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Q.おすすめの長く使えるマットレスありますか?
A.高密度のマットレスやメンテナンスしやすいマットレスがおすすめです。
>>長く使えるおすすめのマットレスこちら
一生使える絶対にへたらないマットレスはある?
マットレスは、素材や使い方によって時間とともに劣化していくため、一生使い続けるのは難しいといえます。絶対にへたらないマットレスがあったとしても、同様です。マットレスは使用年月が経つにつれ、へたりやすくなります。ただし、適切な使い方やメンテナンスをすれば長持ちさせることは可能です。
また年齢とともに体型や健康状態が変化していく場合があるため、同じマットレスを使い続けるのが適切とは限りません。マットレスは定期的に見直しをするのがおすすめです。
へたらない折りたたみマットレスはある?

折りたたみマットレスは、使用している素材の密度によってへたりにくさが異なります。使われている素材が低密度の場合は、耐久性が低くなりやすいです。また、長期間使用するとへたってしまう可能性があります。
へたりを防ぎたい場合は、高密度な素材を使用した商品がおすすめです。ただし、密度が高いとマットレスの重量が上がる傾向にあります。持ち運びのしやすさを重視している人は、素材と重量のふたつを確認するとよいでしょう。
長く使えるマットレスの選び方

次に、長く使えるマットレスの選び方を紹介します。
①長く使えるマットレスはへたらない素材を選ぶ
へたりにくい素材を選ぶことは、長く使えるマットレスを選ぶ際に重要です。マットレスがへたってしまうと、耐圧分散機能や体を支える力が失われる可能性があります。
マットレスを長く使いたい場合は、コイルマットレスがおすすめです。コイルが金属製なので、コイルを使用していないマットレスに比べて耐久性が高い傾向にあります。とくに内部でコイルが連結されている構造の高密度連続コイルを使用した商品は、長期間使用しても変形が起きにくいです。
そのほかにも、コイルが独立しているポケットコイルマットレスは体圧分散に優れています。マットレスが部分的にへたってしまうのを防ぎやすいです。

ウレタンなどのコイルを使用していないマットレスを選ぶ場合は、密度が高い商品がおすすめです。密度が高いと、長期間使用しても形状の崩れを防ぎやすいです!
②長く使えるマットレスは体にあった硬さの商品を選ぶ
長く使えるマットレスを選ぶ際は、自分の体にあった硬さを選ぶのもひとつの方法です。マットレスの硬さが自分の体に適していると、体圧が分散されて自然な寝姿勢で就寝できます。また部分的に耐圧が集中するのを防げるので、マットレスのへたりを抑えやすいです。
実際にマットレスを確かめる場合は、横になった際に背骨の曲がり幅が約2〜3センチ(※)になる硬さの商品が適しています。
※参考:快眠のためのテクニック -よく眠るために必要な寝具の条件と寝相・寝返りとの関係
③長く使えるマットレスは耐久性を考慮して選ぶ


長く使えるマットレスは、耐久性を考慮して選ぶことも大切です。耐久性が高いマットレスは、長期間使用してもへたりにくい傾向にあります。耐久性が高いと、体格がよい人が使用しても壊れにくいです。
ベッド選びの際に耐久性を判断する方法は、商品ごとの耐久性試験の結果に着目するのがおすすめです。
メーカーによっては、マットレスの耐久試験結果を公表しているケースがあります。実店舗ではなくオンラインサイトなどでマットレスを購入する際は、公式サイトで商品ごとに試験結果の数値を確認してみるとよいでしょう。
④長く使えるマットレスはメンテナンスのしやすさで選ぶ


メンテナンスのしやすさも、長く使えるマットレスを選ぶ場合に重要です。メンテナンスしやすいと、商品の劣化を防ぎやすいのが嬉しいポイント。たとえば、化学繊維を編み込んだファイバーマットレスは、水洗いができます。子どものおねしょやペットが粗相をしてしまった場合でも、簡単に手入れできて清潔さを保ちやすいです。
また湿気の影響でへたりや汚れが気になる場合は、軽量のマットレスがおすすめ。壁に立てかけて干せるので、通気性を確保できます。定期的なメンテナンスもしやすいので、マットレスの劣化を防ぎやすいです。



私の部屋では、やや薄いマットレスを使用しています。マットレスの向きを変えたり、壁に立て掛けたりして清潔に保ちやすいのでおすすめです!
⑤長く使えるマットレスはコスパを重視して選ぶ
長く使えるマットレス選ぶ際は、コストパフォーマンスを重視するよいです。値段だけで安価なマットレスを選んでしまうと、耐久性が低いケースもあります。
耐久性が低いと使用状況によってはへたりやダメージが目立ち、買い替えが頻繁に発生してしまうのも特徴。購入時は安くて満足できても、長期的にみると買い替えでコストがかさむケースもあります。



マットレスを長く使いたいと考えている人は、やや価格が高めでも耐久性のある商品がおすすめです!長い目で見ると、結果的にコストパフォーマンスが高くなる可能性があります。
快眠のためにマットレスランキングから商品を選ぶのがよい?
快眠のためにマットレスを選ぶ際は、ブランドランキングやメーカーの商品ランキングを参考になります。それぞれのランキングを確認することで、人気の商品を把握できるので選択肢を絞りやすいのが特徴。
ただし、ランキング上位の商品が必ずしも自分にあう商品、よい商品とは限りません。ランキングがあくまでも参考にして、自分の体型や体重、予算などを考慮して商品を選ぶのがおすすめです。



私はランキング以外にも、口コミやレビュー、テレビやメディア、雑誌などでの実績紹介の信用性も判断材料にして選んでいます。公式スポンサーなどの寝具ブランドは、安心して選びやすいのでおすすめです!
▼安眠できるマットレスについて詳しく知りたい人は、こちらの記事もおすすめです!
マットレスを長持ちさせる方法
続いては、マットレスを長持ちさせる方法を紹介します。
マットレストッパーを使用する
マットレスを長持ちさせたい際は、マットレストッパーを一緒に使用するのがおすすめです。マットレストッパーは、マットレスの硬さがあわない場合に重ねて使用することで寝心地を調整できます。直接上に重ねるため、マットレスのへたり防止にも繋がりやすいです。
また、洗える商品を選べば、寝汗や皮脂汚れなどがマットレス本体に付着するのを防げます。衛生面が気になる人でも使いやすいです。
マットレスの向きを定期的に変える
定期的にマットレスの向きを変えるのもおすすめの方法です。上下使用や両面使用が可能な商品は、一定部分のみに体重がかかりへこむのを防げます。形状の崩れを定期的に抑えられるので、マットレスを長持ちさせやすいです。
ただし、マットレスによっては両面使用が推奨されていない商品もあります。購入する際は、商品の取扱説明書を確認しましょう。



私は3ヶ月に1度マットレスの向きを変えてへこみを調整しています。また、向きの変えやすさ重視したい人は、軽量マットレスがおすすめです!持ち上げて移動もしやすく、定期的にマットレスの向きを変えられます。
過度な圧力がマットレスにかからないようにする
マットレスを使用する際に、過度な圧力がかからないようにするのも長持ちさせる方法です。マットレスに過度な圧力がかかると、コイルやウレタンなどの素材が劣化しやすくなります。重い荷物を長時間置いたりマットレスの上で飛び跳ねたりする行為は、注意が必要です。
そのほかにも、型崩れを防ぎたい場合はエッジサポートが付いているマットレスがおすすめ。エッジサポートはマットレスの端が上部な仕様で作られており、沈み込みにくいため型崩れを防ぎやすいです。
マットレスを長持ちさせるメーカーの特徴は?
マットレスを長持ちさせるには、購入時に保証のあるメーカーがおすすめです。保証付きの商品なら、期間内であれば万が一の品質トラブルがあった際にも対応が受けられます。保証がないとトラブルがあった際に費用が発生してしまう可能性もあるので、注意が必要です。
保証条件はメーカーによって異なるため、購入時に必ず確認するようにしましょう。
長く使えるマットレスのブランドランキング
次に、長く使いやすいおすすめのマットレスを展開するブランドを紹介します。
マットレスランキング1位:エムリリー
エムリリーは、デンマーク生まれのマットレストッパーの寝具ブランドです。国内外のトップアスリートに選ばれており、サッカークラブ「マンチェスター・ユナイテッド」の公式寝具スポンサーを務めているのも特徴。世界16カ国で愛用されています。
ポイントは、低反発でも高反発でもない独自の新素材を使用した二層構造。理想的な寝姿勢をとれて、長く使いやすいです。
また、現在使用している寝具の上にそのまま重ねるだけで使用できます。既存の寝具にあわせて長く使える商品を探している人におすすめです。
マットレスランキング2位:エアツリーマットレス
エアツリーマットレスは、独自のエアツリーカッティング構造が特徴です。木々のような独自の形状が、流動的に身体の圧迫感を緩和。全体の凹凸構造が身体に沿ってバランスの良い寝姿勢を保持します。
また、通気性に優れたオープンセルフォームや3D メッシュ生地を採用しており、ウレタン内の気泡同士が繋がっています。寝返りを打つ度に溜まった湿気を吐き出し、新鮮な空気を取り込むことが可能です。
そのほかにも、国内のマットレスメーカーではあまり実施していない「1年の品質保証」が付いています。
マットレスランキング3位:雲のやすらぎプレミアムマットレス
雲のやすらぎプレミアムマットレスは、「雲のやすらぎプレミアム」シリーズから腰のサポート力に特化したマットレスです。日本製のスリーゾーンフィット構造で、腰部分に超高反発ウレタンを使用しています。最上級の260Nで腰部分をしっかりサポートするのが特徴。
プロファイル加工で部位別に沈み込みを調整しており、部位によって硬さが違うので腰を楽にしやすいです。
また、ウレタンなのにホテルのマットレスのような厚みも魅力のポイント。
腰痛や肩こりに悩んでいる人、合うマットレスが見つからず朝起きると腰が痛い人などにおすすめです。
マットレスランキング4位:マイまくら
創業120年、全国45店舗を展開する「眠りの専門店マイまくら」です。主にInstagramやテレビCM、Youtubeなどでブランド認知をしているブランドです。日本初のオーダーメイド枕「マイ枕」をはじめ、自社工場製造直売マットレス「腰楽寝マイマット」、Makuake・Amazonでランキング1位を獲得した「疲労回復リカバリーウェア」などを展開しています。
睡眠の質にこだわりたいと考えており、背中・肩の痛み、中途覚醒、いびきなどに悩んでいる人にはマットレスがおすすめ。肩こり・首こり・不眠・頭痛で悩んでいる人には、まくらおすすめです。
マットレスランキング5位:ヨーネルコ
ヨーネルコのマットレス厚さ10センチタイプは、どのような人でもフィットし易い190Nの反発力です。3つ折りにすることで、簡単に持ち運びできます。カラーは、グレーとターコイズブルー。
マットレス厚さ7センチタイプは、リバーシブルになっており、硬さを変更することが可能です。片面は凹凸のプロファイル加工がされており、柔らかめの120N。フラット面は、190Nの反発力です。使用者の体型や好みに合わせて使い分けができるのが魅力です。カラーはベージュのみ。
また、商品によっては30日間のトライアルがついているので、試して合わなかった場合は、返品、返金できます。腰痛・肩こりの対策をしたい人やマットレス選びで失敗したくない人におすすめです。
マットレスランキング6位:グースリーマットレス
グースリーマットレスは、創業36年の老舗メーカーが開発した腰対策の高反発マットレスです。独自開発した「ブリーズフロー構造」で、理想的な体圧分散で可能。硬さと厚さの研究を積み重ねており、最適な硬さの175N、厚み6CMで腰への負担を減らします。適度な反発力で、寝返りがしやすいです。
また、一般的な高反発マットレスと比べて優れた耐久性があります。そのほかにも、最軽量クラスの3つ折り設計で、女性でも扱いやすいのも特徴。ホコリや防虫、防カビ対策、洗濯機で洗えるカバーなど、清潔な睡眠環境を保ちやすいのも魅力です。
毎日の介護や子育てで疲労が溜まり腰のつらさで悩んでいる人や、朝起きるとだるくて腰に違和感がある人などにとくにおすすめです。
マットレスランキング7位:cacom (カコム)
cacom(カコム)はベッドやマットレスなどの寝具をはじめ、ソファやテーブルといった幅広い家具を取り扱うインテリアブランドです。オリジナル商品を数多く取り揃え、頑丈なベッドなどの寝具を低価格で購入できます。
強度や耐久性にこだわった商品も展開しているので、ベッドの買い替えを減らしたい人にもおすすめです。
▼cacom(カコム)について詳しく知りたい人は、こちらの記事もおすすめです!
マットレスランキング8位:暮らしのデザイン
暮らしのデザインは、家具全般の商品を取り扱うインテリアブランドです。頑丈ながら価格を抑えた商品が並び、一人暮らしやカップルが手にしやすい家具がそろいます。またチャットを通して、インテリアコーディネートのアドバイスを受けられるのもポイント。自分にあう寝具の選び方がわからない人にもおすすめのブランドです。
マットレスランキング9位:家具350
家具350は、実用性を考慮した商品が並ぶインテリアブランドです。トレンドにも敏感なブランドで、流行りのデザインを取り入れた頑丈な家具やインテリアを取り扱っています。独自の冷感寝具も展開しているので、暑い時期も安眠しやすい商品を選べるのが魅力です。
マットレスランキング10位:nerucoネルコンシェルジュ
nerucoネルコンシェルジュは「お客様の快適な眠りをコンシェルジュする」をテーマにした商品を取り揃えるブランドです。ベッドからマットレスまで寝具の種類が豊富に揃っています。多くの種類から自分にあう頑丈な商品を見つけたい方におすすめです。
▼nerucoネルコンシェルジュについて詳しく知りたい人は、こちらの記事もおすすめです!
マットレスランキング11位:BEDSTYLE
BEDSTYLEは、ベッド専門の通販サイトです。ベッドの種類やサイズの幅が広く、実用性の高い商品もそろっています。一人暮らしの人からファミリーまでどのような人でも、耐荷重が約200キロ以上のベッドを選べるのも魅力です。体格がよい人でも安眠しやすい頑丈な商品を選べます。
▼BEDSTYLEについて詳しく知りたい人は、こちらの記事もおすすめです!
マットレスランキング12位:モダンデコ
そのほかにも、多種多様な商品はデザインにもこだわっており、現代の住まいになじみやすいです。ベッドサイズはセミシングルからダブルまで展開。一人暮らしや同棲カップル、家族で使える寝具が取り入れやすいブランドです。
マットレスランキング13位:源ベッド
源ベッドは、日本製のベッドを取り扱うブランドです。ベッドからマットレスまで日本製にこだわっています。国産ひのきを使った商品は頑丈なつくりをしており、ひのき特有の香りも楽しめるのがポイント。森の中で寝ているようなリラックス感が得やすいのも魅力です。
マットレスランキング14位:ゲキカグ
ゲキカグは、ぼん家具が運営する家具メーカー直販店です。くつろぎやすい家づくりができる家具やインテリアを取り揃え、自分にあった部屋を彩る商品を選べます。敷きパットやベッドパッドなど、補助の役割がある寝具がそろっているのもポイント。ベッドの隙間やマットレスの厚みで、睡眠の妨げを感じている人におすすめです。
マットレスランキング15位:MUTUKI
MUTUKIは、原料の直仕入れから自社生産・直販をしています。収納多めの家具や高さ調節可能なアイテムなど、使いやすさを重視した頑丈な実用設計が魅力です 。ほかブランドとも直接提携し、無駄な中間マージンを省くことで、高品質な家具をコスパ良く提供しています。
北欧・ナチュラル・ライトリュクス・韓国風・カントリーなど多彩なインテリアスタイルを展開しており、空間に馴染む洗練されたデザイン性が魅力です。
無垢材(オーク・チェリー・ウォールナット)や天然素材、竹製品などサステナブル志向が特徴です。耐久性の高い品質管理と塗料使用で「一生もの」家具を目指しています。千葉・船橋のイオンモールに実店舗も展開しています。
マットレスランキング16位:ENEN
ENENは、モジュラー方式で家具を長く自分らしく使い続けたい人にぴったりのブランドです。ソファ、チェア、テーブル、収納、ベッド、照明、雑貨、カーテンなどトータルに揃えられるのが特徴。天板や脚、フレームといったパーツを自由に組み合わせられる「KUUM(クーム)シリーズ」が代表作です。ライフスタイルやインテリアに合わせてカスタマイズでき、将来的にパーツ単位で買い足したり交換もできます。
公式サイトでは、AR・VRによる試用体験が可能。自由が丘や大阪・心斎橋に、実店舗とショールームを構えています。リアル店舗での触感確認も可能です。家具の修繕・パーツ交換・廃棄家具の回収に取り組みなど、環境へ配慮した取り組みもおこなっています。
そのほかにも、組み立てサービスや購入家具と同等サイズまでの回収サービスもあり、購入後のサポートまで充実度が高いのが魅力です。デザイン・機能・価格のバランスを大切にする方にとくにおすすめです。
まとめ
本記事では、一生使えるマットレスや長く使える商品の選び方について紹介しました。マットレスを長持ちさせるには、商品の選び方や長持ちさせる方法を考慮するのがポイントです。
長く使えるマットレスを購入したいと考えている人は、ぜひ参考にしてみてくださいね。