睡眠の質を上げたい人のなかには、ベッドやマットレスの買い替えを検討する人もいますよね。しかし、実際にどのようなポイントを考慮して寝具を選べばよいかわからない人もいるかもしれません。
そこで本記事では、マットレスによって睡眠の質が変わるケースと変わらないケースについて解説します。安眠や睡眠の質の向上が目指せる寝具も紹介するので、睡眠改善をしたい人はぜひ参考にしてみてくださいね。
睡眠の質を上げるにはマットレス選びが重要?

睡眠の質を上げるには、マットレス選びが重要です。自分にあったマットレスを使用することで、睡眠の質の向上につながりやすくなります。
まずはマットレスを買い替えることで、睡眠の質が変わるケースと変わらないケースをみていきましょう。
マットレスの買い替えで睡眠の質が変わるケース

マットレスを買い替えることで睡眠の質が変わるのには、自分の体に適した商品を選べているケースがあります。マットレスは、体格によって適切な商品が異なる寝具です。
自分の体重や体格にあっていると、体圧分散ができて体への負担を軽減しやすくなります。また、マットレスに備わっている機能性を考慮するのもポイント。通気性のよいマットレスであれば、寝汗によってたまりやすい湿気も逃しやすいです。睡眠中の不快感を解消できると、睡眠の質が変わりやすくなります。
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マットレスの買い替えで睡眠の質が変わらないケース
マットレスの買い替えで睡眠の質が変わらないのは、自分の体に適した商品を選べていないケースがあります。マットレスは、体格によって適した硬さがあるのも特徴。体格ではなく好みを重視して商品の硬さを選んでしまうと、体の一部に負荷がかかりやすくなり睡眠の質が低下する可能性があります。
ニュートンの数値 | 硬さの表記 |
75ニュートン(7.5重量キロ)未満 | やわらかめ |
75ニュートン(7.5重量キロ)以上、110ニュートン(11重量キロ)未満 | 普通 |
110ニュートン(11重量kg)以上 | かため |
マットレスには、「ニュートン」という硬さを表す表記があります。マットレスがどれくらいの硬さなのかわからない場合は、商品に表記されているニュートンの数値を確認するのもおすすめです。とくに体格がよい人の場合は、マットレスが柔らかすぎると腰や背中に負荷がかかりやすくなります。硬さを考慮した商品選びが重要です。
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睡眠の質を高めるおすすめマットレスの特徴
次に、睡眠の質を高めるおすすめのマットレスの特徴を紹介します。
マットレスの特徴①寝返りを打ちやすい
睡眠の質を高めるマットレスは、寝返りが打ちやすい特徴があります。寝返りがスムーズにできると腰や頭に負荷を感じにくいため、睡眠の途中で目を覚ますケースを軽減しやすいです。
とくに寝返りがしやすいマットレスは、力を入れずに寝返りが打てる傾向にあります。また、マットレスだけで調整が難しい場合は、マットレストッパーを使って寝返りの加減を調整するのもおすすめです。
マットレスの特徴②呼吸を確保しやすい
呼吸を確保しやすいマットレスも、睡眠の質を高めやすい商品のひとつです。マットレスは仰向けで使用する際、気道を確保することが大切。気道が塞がってしまうと、呼吸がしづらくていびきにつながる可能性もあります。
呼吸機能が低下すると体の疲れも取りにくい場合があるため、日常生活に支障が出てしまうかもしれません。睡眠の質の向上を目指すなら、寝返りのしやすさとあわせて自然な呼吸が保てる商品を選ぶとよいでしょう。
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最高の睡眠にはコイルとウレタンのどちらのマットレスがおすすめ?

最高の睡眠を目指すために、どちらのマットレスがよいとは一概にいえません。コイルマットレスはポケットコイルやボンネルコイルなど、らせん状のバネを使用した商品のこと。バネの構造で体を支えるため、体をサポートしやすい特徴があります。
一方のウレタンマットレスは、中材にウレタンフォームを使用しているのがポイント。弾力があり体にフィットしやすい特徴があります。
それぞれの特徴を考慮して自分にあったマットレスを選ぶと、最高の睡眠を目指しやすくなるかもしれません。

私はポケットコイルマットレスを自宅で使用していますが、友人など来客の際は折りたたみのウレタンマットレスを使ったりと、用途ごとにマットレスを使い分けています。
睡眠改善にはマットレス以外に枕選びも大切


睡眠改善を目指す場合は、マットレス以外に枕選びも重要です。枕は睡眠時に頭を支える寝具のこと。頭の形は人それぞれ異なるため、気道を確保するためにも自分にあった商品を選ぶ必要があります。
自分にあった枕を選ぶには、後頭部と首の後ろを一線でつないだS字ラインのフィット感を考慮するのがポイント。枕が高すぎたり低すぎたりすると、気道がかくほしづらくなって睡眠の質に影響してしまうかもしれません。うまく睡眠が取れない場合は、枕の買い替えを検討してみるとよいでしょう。



枕の使い心地は、個人差があります。自分の好みの枕を選びたい場合は、オーダーメイドの枕がおすすめです!
疲れが取れるベッドの特徴


睡眠は、日々蓄積する疲れを取るために重要です。ここからは、疲れが取れやすいベッドの特徴をみていきましょう。
疲れが取れるベッドの特徴①耐荷重が大きい
疲れが取れやすいベッドは、耐荷重が大きい特徴があります。耐荷重とは、ベッドが耐えられる重さのことです。体重とマットレスの合計が耐荷重を超えると、破損につながる可能性があります。
耐荷重が大きいと、寝返りをしてもきしみ音が気になりにくいのがポイント。とくに音に敏感な人はきしみ音がなりにくいベッドを選ぶと、睡眠中に目を覚ましづらいかもしれません。
疲れが取れるベッドの特徴②頑丈なつくりをしている
頑丈なつくりをしているベッドも、疲れを取りやすい可能性があります。ベッドは頑丈な構造をしていると、横揺れがしにくいです。とくに家族や夫婦で同じベッドを使用すると、寝返りの際に起きる揺れで相手の睡眠を妨げてしまう可能性が考えられます。
複数人でベッドを使用する際は、構造が頑丈な商品を選ぶのも重要です。
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安眠や睡眠の質向上を目指せるベッド・マットレスブランドランキング
最後に、安眠や睡眠の質向上を目指せるベッド・マットレスを展開するブランドをランキングで紹介します。
ブランドランキング1位:エムリリー
独自の新素材を使用して低反発でも高反発でもない二層構造にすることで、体にフィットする優しい反発力で理想的な寝姿勢で眠りやすいです。毎日の仕事や家事でストレスや疲れが溜まって睡眠に悩んでいる人や、寝具があわなくて寝不足の人におすすめ。
そのほかにも、現在使用している寝具の上にそのまま重ねるだけで使用できます。既存の寝具にあわせて使える商品を探している人にもおすすめです。
ブランドランキング2位:シェーンベルグ
素材によって特性がさまざまなので、保温性・弾力性・吸湿性・発散性・通気性・耐久性など、一人ひとりの疲れの取り方や安眠のための好みにあわせやすいオーダーメイド商品です。疲れをとることを優先に寝具を選びたい人や、自分用だけでなく恋人や家族にワンランク上の快眠用のプレゼントを探している人にもおすすめ。
シェーンベルグの商品レビューでは「使い続けていると、肩が軽くなってくるのが分かった」といったコメントも見つかりました。ベッドやマットレスだけでなく、まずは枕を変えるのも疲れを取るための方法です。
ブランドランキング3位:エアツリーマットレス
エアツリーマットレスは、独自のエアツリーカッティング構造が特徴です。木々のような独自の形状が、流動的に身体の圧迫感を緩和。全体の凹凸構造が身体に沿ってバランスの良い寝姿勢を保持します。
また、通気性に優れたオープンセルフォームや3D メッシュ生地を採用しており、ウレタン内の気泡同士が繋がっています。寝返りを打つ度に溜まった湿気を吐き出し、新鮮な空気を取り込むことが可能です。
そのほかにも、国内のマットレスメーカーではあまり実施していない「1年の品質保証」が付いています。
ブランドランキング4位:雲のやすらぎプレミアムマットレス
雲のやすらぎプレミアムマットレスは、「雲のやすらぎプレミアム」シリーズから腰のサポート力に特化したマットレスです。日本製のスリーゾーンフィット構造で、腰部分に超高反発ウレタンを使用しています。最上級の260Nで腰部分をしっかりサポートするのが特徴。
プロファイル加工で部位別に沈み込みを調整しており、部位によって硬さが違うので腰を楽にしやすいです。
また、ウレタンなのにホテルのマットレスのような厚みも魅力のポイント。
腰痛や肩こりに悩んでいる人、合うマットレスが見つからず朝起きると腰が痛い人などにおすすめです。
ブランドランキング5位:マイまくら
創業120年、全国45店舗を展開する「眠りの専門店マイまくら」です。主にInstagramやテレビCM、Youtubeなどでブランド認知をしているブランドです。日本初のオーダーメイド枕「マイ枕」をはじめ、自社工場製造直売マットレス「腰楽寝マイマット」、Makuake・Amazonでランキング1位を獲得した「疲労回復リカバリーウェア」などを展開しています。
睡眠の質にこだわりたいと考えており、背中・肩の痛み、中途覚醒、いびきなどに悩んでいる人にはマットレスがおすすめ。肩こり・首こり・不眠・頭痛で悩んでいる人には、まくらおすすめです。
ブランドランキング6位:ヨーネルコ
ヨーネルコのマットレス厚さ10センチタイプは、どのような人でもフィットし易い190Nの反発力です。3つ折りにすることで、簡単に持ち運びできます。カラーは、グレーとターコイズブルー。
マットレス厚さ7センチタイプは、リバーシブルになっており、硬さを変更することが可能です。片面は凹凸のプロファイル加工がされており、柔らかめの120N。フラット面は、190Nの反発力です。使用者の体型や好みに合わせて使い分けができるのが魅力です。カラーはベージュのみ。
また、商品によっては30日間のトライアルがついているので、試して合わなかった場合は、返品、返金できます。腰痛・肩こりの対策をしたい人やマットレス選びで失敗したくない人におすすめです。
ブランドランキング7位:グースリーマットレス
グースリーマットレスは、創業36年の老舗メーカーが開発した腰対策の高反発マットレスです。独自開発した「ブリーズフロー構造」で、理想的な体圧分散で可能。硬さと厚さの研究を積み重ねており、最適な硬さの175N、厚み6CMで腰への負担を減らします。適度な反発力で、寝返りがしやすいです。
また、一般的な高反発マットレスと比べて優れた耐久性があります。そのほかにも、最軽量クラスの3つ折り設計で、女性でも扱いやすいのも特徴。ホコリや防虫、防カビ対策、洗濯機で洗えるカバーなど、清潔な睡眠環境を保ちやすいのも魅力です。
毎日の介護や子育てで疲労が溜まり腰のつらさで悩んでいる人や、朝起きるとだるくて腰に違和感がある人などにとくにおすすめです。
ブランドランキング8位:cacom (カコム)
cacom(カコム)はベッドやマットレスなどの寝具をはじめ、ソファやテーブルといった幅広い家具を取り扱うインテリアブランドです。オリジナル商品を数多く取り揃え、安眠できる寝具を低価格で購入できます。
強度や耐久性にこだわった商品も展開しているので、ベッドの買い替えを減らしたい人にもおすすめです。
▼cacom(カコム)について詳しく知りたい人は、こちらの記事もおすすめです!
ブランドランキング9位:暮らしのデザイン
暮らしのデザインは、家具全般の商品を取り扱うインテリアブランドです。価格を抑えた商品が並び、一人暮らしやカップルが手にしやすい家具がそろいます。またチャットを通して、インテリアコーディネートのアドバイスを受けられるのもポイント。自分にあう寝具の選び方がわからない人にもおすすめのブランドです。
ブランドランキング10位:家具350
家具350は、実用性を考慮した商品が並ぶインテリアブランドです。トレンドにも敏感なブランドで、流行りのデザインを取り入れた家具やインテリアを取り扱っています。独自の冷感寝具も展開しているので、暑い時期も安眠しやすい商品を選べるのが魅力です。
ブランドランキング11位:nerucoネルコンシェルジュ
nerucoネルコンシェルジュは「お客様の快適な眠りをコンシェルジュする」をテーマにした商品を取り揃えるブランドです。ベッドからマットレスまで寝具の種類が豊富に揃っています。多くの種類から自分にあう安眠しやすい商品を見つけたい方におすすめです。
▼nerucoネルコンシェルジュについて詳しく知りたい人は、こちらの記事もおすすめです!
ブランドランキング12位:BEDSTYLE
BEDSTYLEは、ベッド専門の通販サイトです。ベッドの種類やサイズの幅が広く、実用性の高い商品もそろっています。耐荷重が約200キロ以上のベッドを選べるのも魅力です。体格がよい人でも安眠しやすい商品を選べます。
▼BEDSTYLEについて詳しく知りたい人は、こちらの記事もおすすめです!
ブランドランキング13位:モダンデコ
そのほかにも、多種多様な商品はデザインにもこだわっており、現代の住まいになじみやすいです。ベッドサイズはセミシングルからダブルまで展開。一人暮らしや同棲カップル、家族で使える寝具が取り入れやすいブランドです。
ブランドランキング14位:源ベッド
源ベッドは、日本製のベッドを取り扱うブランドです。ベッドからマットレスまで日本製にこだわっています。国産ひのきを使った商品は頑丈なつくりをしており、ひのき特有の香りも楽しめるのがポイント。森の中で寝ているようなリラックス感が得やすいのも魅力です。
まとめ
本記事では、マットレスによって睡眠の質が変わるケースと変わらないケースについてそれぞれ解説しました。睡眠の質を上げるには、自分の体にあった商品選びが重要です。安眠や睡眠の質の向上が目指せる寝具も紹介したので、睡眠改善をしたい人はぜひ参考にしてみてください!