狭い部屋で寝床をつくる場合、ベッドと布団のどちらを使用するか迷う人もいますよね。また限られたスペースにベッドを置くと、寝る以外の作業ができなくなるのではと不安を抱く人もいるかもしれません。狭い部屋ではベッドを使用するのがおすすめです。
そこで本記事では、狭い部屋でもベッドを置いたほうがいい理由やレイアウト例を紹介します。子供向けのベッドと机を置く際に必要な部屋の広さも紹介するので、狭い部屋を有効活用したい人はぜひ参考にしてみてください!
狭い部屋にはベッドを置いたほうがいい?

狭い部屋には、布団よりもベッドを置くのがおすすめです。狭い部屋は収納スペースが足りないケースがあります。ベッドを置くと、ベッド下のスペースを収納場所として活用することが可能。収納力のある商品を置けば、クローゼットや押入れ代わりにも使えます。
また狭い部屋は、窓が少なくて部屋の換気がしづらいかもしれません。日の向きによっては、湿気がたまりやすい可能性もあります。すのこベッドは床板に一定の間隔が空いているため、通気性を確保しやすい商品です。すのこタイプの商品を選ぶと、換気しづらい部屋にベッドを置いてもマットレスにたまりやすい湿気も逃がしやすくなります。
狭い部屋にベッドを置くなら折りたたみタイプもおすすめ

狭い部屋にベッドフレームが置けない場合は、折りたたみタイプの商品を取り入れるのもおすすめです。丸めたり折りたたんだりできるため、用途にあわせて寝床をつくれます。また、使用時以外は折りたたんでおくと就寝スペースを有効活用することも可能です。
食事をするスペースが確保できない場合も、折りたたみテーブルを併用すれば限られたスペースで睡眠と食事の両方ができます。
ケース別でみる狭い部屋にベッドを置いたレイアウト例
次に、狭い部屋にベッドを置いたレイアウト例をケース別にみていきましょう。
狭い部屋に1人用のベッドを置いた例

狭い部屋に1人用のベッドを置く場合は、部屋の角に配置するのがおすすめです。縦長の部屋であれば、入り口から1番遠い位置に配置すると奥行きを感じやすくなります。
とくに4畳から5畳の部屋は、一般的な一人暮らし向けのワンルームよりも狭いのが特徴。クローゼットや押し入れのない部屋であれば、ベッド下一面を収納スペースとして使用できる商品がおすすめです。かさばりやすい寝具や大型のスーツケースの収納にも適しています。
狭い部屋に2人用のベッドを置いた例

狭い部屋に2人用商品を置く場合も、1人用のベッドと同じく部屋の角に配置するのがおすすめです。
2人で使用するダブルベッドは、3畳の広さがあれば置けます。しかしベッド以外に棚やサイドテーブルを置きたい場合は、4.5畳以上の広さが必要です。さらに、キッチンが同じ部屋にあるワンルームであれば、6畳以上の広さを確保する必要があります。
ベッドが部屋に与える圧迫感を抑えるなら、ロータイプの商品を選ぶのがおすすめです。ベッドの角に大型のベッドを置いても部屋に開放感が生まれやすくなります。
狭い部屋に3人用のベッドを置いた例

狭い部屋に3人用の商品を置く際は、壁にヘッドボードが添うようにして部屋の真んなかに配置するのがおすすめです。ベッドを3人で使用する場合、クイーンベッド相当の横幅が約160センチある商品が必要になります。そのため、4畳以上の広さが確保するのがよいでしょう。
ただし、ベッドのデザインによっては6畳以上の広さが必要なケースもあります。6畳の広さがあると、3人用のベッドを部屋の真んなかに置いても圧迫感を与えづらいです。
また狭い部屋に3人用のベッドを置くのであれば、寝室としてレイアウトするのがよいでしょう。ベッドの両サイドにサイドテーブルを置いたり、スリムな棚を配置したりするのがおすすめ。また、プロジェクターを設置するとテレビを置くスペースも自由に使えるので歩くスペースも確保しやすいかもしれません。
狭い部屋に子供向けのベッドと机を置くなら何畳必要?
狭い部屋に子供向けのベッドや机を置く際は、4畳以上の広さがあると便利です。子供向けのベッドや机は、大人用と比較してコンパクトな傾向にあります。とくにセミシングルベッドやショート丈ベッドは、一般的なシングルベッドよりも小さいのが特徴。引き出し付きのベッドであれば、教科書や学校に必要な荷物も収納できます。
また4畳の広さがあれば、ベッドと机の両方をひと部屋に配置が可能、狭い部屋でも就寝スペースと勉強スペースを両立できます。
狭い子供部屋にはロフトベッドがおすすめ
ベッドと机の両方をひと部屋に置けない場合は、ロフトベッドを活用するのもおすすめです。ロフトベッドは寝床と床の距離があるため、ベッド下の空間に机を置けます。1箇所に大型の家具をまとめられるので、家具で部屋を占領するのも防ぎやすいです。
またロフトベッドは、秘密基地のようなつくりにもレイアウトすることが可能。子供にとっても勉強に向かう時間が楽しくなるかもしれません。
さらに高さ変更できるロフトベッドは、成長にあわせて使い方を変えられるのも魅力。勉強する時間が減る場合や荷物が増える際は、ベッド下を収納スペースとして活用するのもおすすめです。
狭い部屋におすすめのベッドを展開するインテリアブランド13選
ここからは、狭い部屋におすすめのベッドを展開するインテリアブランドを紹介します。
それぞれの特徴をみていきましょう。
狭い部屋におすすめブランド:cacom (カコム)
cacom(カコム)はベッドやマットレスなどの寝具をはじめ、ソファやテーブルといった幅広い家具を取り扱うインテリアブランドです。オリジナル商品を数多く取り揃えており、狭い部屋でも使いやす家具やインテリアを低価格で購入できます。
強度や耐久性にこだわった商品も展開しているおり、狭い部屋でインテリアにこだわりたい人にもおすすめです。
狭い部屋におすすめブランド:エムリリー
エムリリーの寝具は、低反発でも高反発でもない独自の新素材を使用して二層構造にすることで、優しい反発力で理想的な寝姿勢で疲れを取りやすいです。狭い部屋で過ごし、毎日の仕事や家事でストレスや疲れが溜まっている人におすすめ。
また、現在使用している寝具の上にそのまま重ねるだけで使用できるので、狭い部屋に置いている既存の寝具にあわせて使える商品を探している人にも向いています。まずは今ある家具に重ねて試してみたい人におすすめのブランドです。
▼エムリリーついて詳しく知りたい人は、こちらの記事もおすすめです!
狭い部屋におすすめブランド:シェーンベルグ
シェーンベルグは、ヨーロッパ直輸入の高級寝具(羽毛布団・馬毛枕・シーツ)のブランドです。料金は安いとは言えないものの、最高級の羽毛・コットン・シルク・アイリッシュリネン・カシミヤなどの製品や馬毛・アルパカなどの珍しい天然素材を使用しているのが特徴。
素材によって特性がさまざまなので、保温性・弾力性・吸湿性・発散性・通気性・耐久性など、一人ひとりの疲れの取り方や安眠のための好みにあわせやすいオーダーメイド商品です。狭い部屋でも、寝具の質にこだわりたい人におすすめ。
狭い部屋におすすめブランド:暮らしのデザイン
暮らしのデザインは、家具全般の商品を取り扱うインテリアブランドです。価格を抑えた商品が並び、狭い部屋に住んでいる一人暮らしやカップルでも選びやすい家具が揃っています。またチャットを通して、インテリアコーディネートのアドバイスを受けられるのもポイント。狭い部屋で使える寝具がわからない人にもおすすめのブランドです。
狭い部屋におすすめブランド:家具350
家具350は、狭い部屋でも使えるような実用性を考慮した商品が並ぶインテリアブランドです。トレンドにも敏感なブランドで、流行りのデザインを取り入れた家具やインテリアを取り扱っています。独自の冷感寝具も展開しているので、暑い時期も安眠しやすい商品を選べるのが魅力です。
狭い部屋におすすめブランド:nerucoネルコンシェルジュ
nerucoネルコンシェルジュは「お客様の快適な眠りをコンシェルジュする」をテーマにした商品を取り揃えるブランドです。ベッドからマットレスまで、狭い部屋で使える寝具の種類が豊富に揃っています。多くの種類から自分にあう安眠しやすい商品を見つけたい方におすすめです。
狭い部屋におすすめブランド:BEDSTYLE
BEDSTYLEは、ベッド専門の通販サイトです。ベッドの種類やサイズの幅が広く、実用性の高い商品もそろっています。耐荷重が約200キロ以上のベッドを選べるのも魅力です。体格がよい人でも安眠しやすい商品を選べます。
狭い部屋におすすめブランド:モダンデコ
モダンデコはオシャレなデザインで、リーズナブルな価格でインテリアから家電まで取り揃えるブランドです。SNSでインフルエンサーが取り扱っていることも多く、狭い部屋でも映えやすいベッドやマットレスの人気商品も揃えています。
そのほかにも、多種多様な商品はデザインにもこだわっており、現代の住まいになじみやすいです。ベッドサイズはセミシングルからダブルまで展開。一人暮らしや同棲カップル、家族で使える寝具が取り入れやすいブランドです。
狭い部屋におすすめブランド:源ベッド

源ベッドは、日本製のベッドを取り扱うブランドです。ベッドからマットレスまで日本製にこだわっています。国産ひのきを使った商品は頑丈なつくりをしており、ひのき特有の香りも楽しめるのがポイント。森の中で寝ているようなリラックス感が得やすいのも魅力です。
狭い部屋におすすめブランド:VENUS BED

VENUS BEDは、6000通りの組み合わせから好みと寝具が選べるブランドです。50年以上の歴史を持っており、ベッドやマットレスはもちろん、シーツや枕といった寝具までそろいます。商品数が多いので、自分の体格にあう安眠しやすいベッドが選べるのがポイントです。
狭い部屋におすすめブランド:エアリゾーム

エアリゾームは、寝具やダイニングなどの大型家具から、部屋のアクセントになるインテリア雑貨まで取り揃えるブランドです。コンパクトな商品も多く取り扱っているので、狭い部屋にも置きやすい
コンパクトな商品も多く扱い、新生活をスタートしたい人にもおすすめ。ベッドはシンプルさにこだわり、置く部屋を選びにくいのが魅力です。
狭い部屋におすすめブランド:RASIK

RASIKは、実店舗を持たないオンライン限定のインテリアブランドです。シンプルなデザインをした商品は、どのような部屋にもなじみやすい特徴があります。安眠につながりやすい頑丈構造のベッドをそろえているのがポイント。デザイン性の高い商品も多いので、見た目と機能性を両立したベッドを探している人におすすめです。
狭い部屋におすすめブランド:ゲキカグ

ゲキカグは、ぼん家具が運営する家具メーカー直販店です。くつろぎやすい家づくりができる家具やインテリアを取り揃え、自分にあった部屋を彩る商品を選べます。敷きパットやベッドパッドなど、補助の役割がある寝具がそろっているのもポイント。ベッドの隙間やマットレスの厚みで、睡眠の妨げを感じている人におすすめです。
狭い部屋で使用する敷布団の収納はどうしてる?
狭い部屋は、間取りによって収納スペースが備わっていないケースがあります。そのため敷布団を使用している場合、収納場所が確保できないかもしれません。
狭い部屋で使用する敷布団を収納する際は、デッドスペースの活用がおすすめです。ロール式のすのこベッドであれば、布団ごと丸めて立てられる商品もあります。床に折りたたんで置くよりも床のスペースを取りづらく、棚の横や部屋の角といったデッドスペースも利用しやすいです。立てかけた敷布団に部屋にあう布をかけると、生活感も抑えやすくなるでしょう。
まとめ
本記事では、狭い部屋でもベッドを置いたほうがいい理由やレイアウト例を紹介しました。収納付きや折りたたみタイプのベッドであれば、狭い部屋でも収納スペースをつくれたりベッドの通気性を確保しながら部屋を有効活用できます。狭い部屋を有効活用したい人は、紹介したベッドを参考に自分にあう商品をみつけてみてくださいね!