コアラマットレスとNELLマットレスは、どちらもトライアル期間と長期保証を設けているマットレスです。寝心地の違いや価格帯、体の支えられ方など、比較したいポイントは多いのではないでしょうか。
この記事では、両ブランドの評判・特徴・違いを確認し、それぞれのブランドに向いている人まで解説します。

当サイトは寝具ソムリエ資格保持者が執筆しています。
コアラマットレスとNELLマットレスの特徴
コアラマットレスとNELLマットレスは、使用している芯材に違いがあります。コアラマットレスはオーストラリア発のブランドで通気性の高いウレタンフォームを採用したデザインに対し、NELLマットレスは高密度のポケットコイルによって寝返りのしやすさを追求したデザインです。それぞれの特徴を詳しく紹介します。
コアラマットレスの特徴

コアラマットレスは、独自開発のウレタンフォームによる体圧分散性と、振動の伝わりにくさが特徴です。
オリジナルコアラマットレスは3層構造で、上層には低反発と高反発の特徴をあわせ持つ素材を使用しています。体を包み込むようにフィットしながら、中間層が振動の伝わりを抑え、下層が寝返りを支える設計です。
硬さは265ニュートンで、かために分類されます。下層部には、中央をかため、肩や足まわりをやわらかめにしたゾーニング構造を採用し、部位ごとに体を支えます。素材は、CertiPUR-US認証を取得したポリウレタンフォームです。カバーは取り外して洗濯機で洗えるため、手入れしやすい点も魅力といえます。
▼コアラマットレスについて詳しく知りたい人は、こちらの記事もおすすめです。
NELLマットレスの特徴

NELLマットレスは、高密度のポケットコイルによって寝返りをサポートする構造です。ダブルサイズで1,734個と、一般的なマットレスの約2倍にあたるコイルが体の動きに細かく追従します。
さらに、腰まわりに硬めのコイルを配置したセンターハード構造が沈み込みやすい腰を支えながら体圧を分散するため、寝返りの動きを妨げにくい設計です。コイルの間に空気が通りやすく、内部に湿気がこもりにくい点も寝心地の快適さにつながっています。
耐久性の面でも、102キロ相当の荷重を10万回加えるJIS規格の試験を実施しており、長く使い続けたい人にも選びやすい作りです。
寝具ソムリエ私はマットレスを比較する際、仰向けだけで判断せず、普段の寝姿勢でも試すようにしています。買ったあとに、短時間の試し寝では気づかなかった沈み込みや、寝返りのしにくさを感じたことがあるからです。
コアラマットレスでは寝返りを打ったときの振動の伝わり方、NELLマットレスでは寝返りを打った際の反発感が確認のポイントです。
▼NELLについて詳しく知りたい人は、こちらの記事もおすすめです。
コアラマットレスとNELLマットレスの違いを比較


コアラマットレスとNELLマットレスでは、価格帯・保証内容・素材や耐久性が異なります。
コアラマットレスとNELLマットレスの価格帯の違い
エントリーモデル同士で比べると、コアラマットレスのシングルサイズは69,900円、NELLマットレスのシングルサイズは79,900円で、コアラマットレスのほうが価格を抑えています。上位モデルまで含めて比較すると、次のとおりです。
| モデル区分 | コアラマットレス | NELLマットレス |
|---|---|---|
| エントリー | 69,900円 | 79,900円 |
| 上位モデル① | 99,900円 (コアラマットレス プラス) | 200,000円 (NELLマットレス スイート) |
| 上位モデル② | 139,900円 (コアラマットレス シュプリーム) | 350,000円 (NELLマットレス Model H) |
エントリーモデルから上位モデルまで、価格帯が近いモデル同士で比べてもコアラマットレスのほうが低価格な傾向です。エントリーモデル同士では約1万円の差ですが、上位モデル同士では10万円以上の差が開きます。
加えて、送料は両ブランドとも原則無料のため、送料による価格差は基本的にありません。
コアラマットレスとNELLマットレスの返金保証やトライアル期間の違い
コアラマットレスとNELLマットレスは、どちらも120日間のトライアル期間を設けていますが、返金保証を利用できる条件はブランドごとに異なります。
コアラマットレスは対象商品に限り自宅で120日間試すことができ、寝心地に満足できない場合は返品が可能です。一方のNELLマットレスは、商品到着から14日以上120日以内が返品の申込み期間で、寝心地があわない場合は条件を満たすことで全額返金保証の対象になります。
ただし、両ブランドとも汚れや破損がある場合は返品の対象外です。サイズや色の間違いなど寝心地に関係しない理由も対象外となる場合があるため、返品できる時期と適用条件をあらかじめ確認しておくとよいです。
コアラマットレスとNELLマットレスの耐久性や通気性の違い
コアラマットレスとNELLマットレスは、通気性を確保する仕組みと耐久性の裏付けに違いがあります。
通気性の面では、コアラマットレスはウレタンフォームの3層構造ながら、通気孔から熱を逃がす設計です。反対にNELLマットレスは、ポケットコイル構造です。コイルの隙間に空気が流れやすく、構造そのものが通気性の確保につながっています。
耐久性の面では、どちらも10年間の保証付きです。NELLマットレスは102キロで10万回の圧力をかけるJIS規格の耐久テストをクリアしており、3センチ以上のへたりは無料交換の対象になります。コアラマットレスも通常使用での不具合を保証していますが、25ミリ未満のへたりは対象外のため、へたりの判断基準に違いがある点は押さえておきましょう。



私はマットレスを選ぶ際、価格だけでなく、保証の適用条件まで確認しています。適用条件次第では、交換・返品できないことがあり、過去に失敗した経験があるからです。
また、トライアル期間が同じでも、返品できる時期や商品の状態はブランドごとに異なります。
へたりの判断基準や交換条件にも違いがあるため、耐久試験の内容とあわせて確認しておくことが大切です。
コアラマットレスのよい評判


コアラマットレスの評判では、寝心地を評価する口コミがありました。買い替えをきっかけに購入した人からは、以前のマットレスとの違いに驚き、ぐっすり眠れるようになったという声が寄せられています。
2人で寝ている人からは、相手の寝返りが気になりにくい点も好評です。独自開発のウレタンフォームを使った3層構造が振動の伝わりを抑えるため、パートナーや子どもと一緒に寝る人にとっても使いやすいでしょう。
また、使いはじめは寝心地に慣れなかったものの、数日使用するうちに気にならなくなったという体験談もあります。かための寝心地や体の沈み込み方は体が馴染むまでに数日かかる場合があると知っておくと、使いはじめの違和感に戸惑わずにすむでしょう。
※ 参考:コアラマットレス公式サイト
コアラマットレスの気になる評判


コアラマットレスには、寝心地が体にあわなかったという口コミがあります。やわらかく包まれるような感覚を「マフっとした感じ」と表現する声もあり、好みがわかれるところです。使いはじめは快適でも、長時間使用するうちに寝心地があわないと感じたという意見もありました。
この包み込まれるような感触は、上層に使われた低反発と高反発の特徴をあわせ持つ素材によるものです。沈み込み方は体格や寝姿勢によって変わるため、口コミの評価が高くても、体に合うかどうかは個人差が出やすい点といえます。また、ウレタンフォームはスプリングと比べて内部に熱がこもりやすい傾向があるため、暑がりの人や湿気の多い環境で使う人は、蒸れが気にならないかも確認しておきたいポイントです。
寝心地が体に合うかどうかは短期間では判断しにくいため、対象商品であれば120日間のトライアルでじっくり見極めるとよいでしょう。
※ 参考:コアラマットレス公式サイト
NELLマットレスのよい評判


NELLマットレスには、寝心地のよさや起床時の体の状態を評価する口コミがあります。初めてマットレスを購入した人は、開封時の高級感やスプリングの弾力、寝心地に満足しています。
やわらかさがありながら沈み込みすぎず、寝返りがしやすい点も好評です。高密度のポケットコイルと腰まわりをかために支えるセンターハード構造が体圧を分散し、寝返りの動きを妨げにくいことが、起床時の体の軽さにもつながっています。
また、硬さがちょうどよく、コスパに満足している口コミもありました。硬さの感じ方は体格や寝姿勢によって変わるため、購入を検討する際は自分にあった硬さかどうかを事前に確認しておくとよいです。
※ 参考:NELL公式サイト
NELLマットレスの気になる評判


NELLマットレスには、硬さや弾力の感じ方に関する口コミがあります。もう少し硬めの反発がほしいという声がある一方で、全体的に硬く、体へのフィット感が少ないと感じる人もいます。また、使いはじめは体が慣れず、寝心地に違和感を覚えたという意見もありました。
こうした感じ方の違いには、腰まわりをかために支えるセンターハード構造や、体の動きに細かく追従するポケットコイルの特性が影響しています。やわらかく包み込まれる寝心地に慣れている人は硬く感じやすく、しっかりした反発を求める人には物足りなく感じられる場合があります。体格や寝姿勢によって印象が変わりやすい点は押さえておきましょう。
寝心地の感じ方には個人差があるため、120日間のトライアル期間を活用し、体に合うか確認することが大切です。返品には商品到着から14日以上使用する条件があるため、ある程度の期間をかけて試したうえで判断できます。
※ 参考:NELL公式サイト
コアラマットレスが向いている人
コアラマットレスは、包み込まれるような寝心地を好み、振動の伝わりにくさを重視する人に向いています。
- 包み込まれるような寝心地を好む人
- 振動の伝わりにくさを重視する人
- パートナーや家族と同じベッドで寝る人
- カバーを取り外して洗いたい人
- 10年間の保証を重視する人
独自開発のウレタンフォームによる3層構造で、中間層が振動の伝わりを抑えます。そのため、パートナーや家族と同じベッドで寝ていても相手の動きが気になりにくい設計です。上層には低反発と高反発の特徴をあわせ持つ素材を使っており、体を包み込むような感触を求める人に適しています。
また、カバーは取り外して洗濯機で洗えるため、清潔に使い続けやすい点も魅力です。寝心地と使い勝手の両方を重視したい人にはバランスの取れた選択肢といえるでしょう。
NELLマットレスが向いている人
NELLマットレスは、寝返りのしやすさやポケットコイルならではの反発感を重視する人に向いています。
- 寝返りのしやすさを重視する人
- ポケットコイル特有の反発感を好む人
- 体の中央部分の支えられ方を重視する人
- 通気性を重視する人
- 耐久試験や保証内容を確認して選びたい人
高密度に敷き詰めたポケットコイルが体の動きに細かく追従し、腰まわりをかために支えるセンターハード構造が寝返りをサポートします。コイルの隙間に空気が流れやすい構造のため、通気性を重視する人にも選びやすいマットレスです。
また、102キロで10万回の圧力をかけるJIS規格の耐久テストをクリアし10年間の保証も付いているため、耐久性の裏付けや保証内容を確認して選びたい人にも適しています。



個人的な見解ですが、私は2つのブランドで迷ったときは、機能を並べて比べるのではなく、いま一番解消したい睡眠の悩みをひとつ決めてから選んでいます。向いている人の特徴が両方に当てはまる場合ほど、この基準がはっきりしているほうが迷いません。
たとえば、隣で寝る人の動きで目が覚めやすいなら振動を抑えるコアラマットレス、寝返りのしづらさや腰まわりの支えが気になるならNELLマットレスが候補になります。
優先したい悩みから逆算すると、自分に合うほうを選びやすくなるのでおすすめです。
まとめ
コアラマットレスとNELLマットレスは、120日間のトライアル期間と10年間の保証を備えている点は共通していますが、寝心地を生み出す構造が根本的に異なります。コアラマットレスはウレタンフォームの3層構造で包み込まれるような感触と振動の伝わりにくさが持ち味、NELLマットレスは高密度のポケットコイルで寝返りのしやすさと通気性を追求した設計です。
選び方の軸としては、パートナーや家族と同じベッドで寝ていて振動が気になる人はコアラマットレス、寝返りのしやすさや反発感を重視する人はNELLマットレスが候補になります。価格はエントリーモデル同士で約1万円、上位モデル同士では10万円以上コアラマットレスのほうが安いため、予算を抑えたい人はコアラマットレスから検討するのもひとつの方法です。
ただし、返品を申し込める時期や保証の適用条件はブランドごとに異なります。購入前に条件を確認したうえでトライアル期間を活用し、自分の体にあう寝心地かどうかを実際に確かめてから判断しましょう。
よくある質問
コアラマットレスとNELLマットレスに関するよくある質問を紹介します。
Q. コアラマットレスの気になる評判には何がありますか?
コアラマットレスの気になる評判には、やわらかく包まれるような感触が体にあわなかったという口コミがあります。使いはじめは快適でも、長時間使ううちに寝心地があわないと感じた人もいるようです。
ただし、硬さや感触の感じ方には、体格や寝姿勢による個人差が大きく出ます。公式サイトからの購入なら120日間のトライアル期間を利用できるため、実際に寝て試したうえで判断するのがおすすめです。
Q. NELLマットレスはどのような人に向いていますか?
NELLマットレスは、寝返りのしやすさや体の支えられ方を重視する人に向いています。高密度に敷き詰めたポケットコイルが体の動きに細かく追従し、腰まわりをかために支えるセンターハード構造が寝返りをサポートするためです。
また、コイルの隙間に空気が流れやすいため、通気性を重視する人にも選びやすい構造です。JIS規格の耐久試験をクリアし10年間の保証も付いているので、耐久性の裏付けを確認したうえで、120日間のトライアルでじっくり試してから決めたい人にも適しています。
Q. コアラマットレスとNELLマットレスの違いは何ですか?
コアラマットレスとNELLマットレスの主な違いは、内部構造です。コアラマットレスはウレタンフォーム、NELLマットレスは高密度のポケットコイルを採用しています。この違いから、コアラマットレスは包み込まれるような感触と振動の伝わりにくさ、NELLマットレスは寝返りのしやすさと通気性が持ち味です。
価格はエントリーモデル同士の比較でコアラマットレスのほうが約1万円安く、返品を申し込める時期や保証の適用条件もブランドごとに異なります。寝心地の好みを軸に選び、価格と返品条件で最終判断するのがおすすめです。










