家具やインテリアを買う際に、よく耳にするブランドといえばニトリとIKEAではないでしょうか。家具を新しくそろえるとき、どちらも候補になりやすい反面、実際にどのような違いがあるかわからない人もいますよね。
この記事では、ニトリとIKEAの価格帯・最新の評判・品質・保証の違いを比較し、どちらがおすすめか向いている人も紹介します。ぜひ購入時の参考にしてみてくださいね。

当サイトは寝具ソムリエ資格保持者が執筆しています。
ニトリとIKEAの特徴
ニトリとIKEAは、どちらも手頃な価格で家具を購入できますが、商品のデザインや販売方法、組み立て方法などに違いがあります。まずは、各ブランドの特徴を紹介します。
ニトリの特徴

ニトリは、家具からインテリア雑貨まで幅広く取り扱う日本の大手ブランドです。ひとり暮らしの部屋に置きやすいコンパクトな家具から、ファミリー向けの大型家具まで、さまざまなサイズの商品がそろっています。全国に店舗があるため、購入前に実物のサイズや質感を確認しやすい点も特徴です。
商品は、店舗のほかに公式通販サイト「ニトリネット」などでも購入できます。商品によって、完成品、自分で組み立てる商品、配送員による組み立て・設置サービスを利用できる商品があります。予算や組み立ての得意・不得意にあわせて、商品や受け取り方法を選べます。
▼ニトリについて詳しく知りたい人は、こちらの記事もおすすめです。
IKEAの特徴

IKEAは、スウェーデン発祥の家具ブランドです。シンプルで機能的なデザインが特徴で、インテリア雑貨から大型家具まで幅広く取り扱っています。数百円から購入できる商品も多く、予算にあわせて選びやすい点も魅力です。
無料の会員制度「IKEA Family」に入会すると、月替わりの対象商品を会員限定価格で購入できます。また、家具は購入者が自分で組み立てる商品が中心です。日本国内の店舗数はニトリより少ないため、地域によっては近隣に店舗がない場合があります。実物を確認してから購入したい人は、最寄りの店舗や商品の展示状況を確認しておきましょう。
寝具ソムリエ家具を選ぶときはデザインだけでなく、組み立てや設置にかかる手間も見ておきたいポイントです。私は以前、引っ越しの際にIKEAの組み立て式家具を選び、想定以上に作業時間がかかった経験があります。
IKEAは購入者が組み立てる商品が多いため、作業時間やスペースを事前に確保しておくのがおすすめです。ニトリは完成品や組み立て式の商品に加え、配送員による組み立て・設置を選べる商品もあるのがメリットです。
家具の購入前に組み立て方法と設置サービスの対象条件まで見ておくと、届いた当日にあわてずにすみます。
▼IKEAについて詳しく知りたい人は、こちらの記事もおすすめです。
ニトリとIKEAの違い比較
ニトリとIKEAには、価格帯や保証内容、商品の素材・構造などに違いがあります。価格・返品や保証・耐久性や通気性の順に比較します。
ニトリとIKEAの価格を比較する際のポイント
ニトリとIKEAは、どちらも数百円の小物から数万円以上の大型家具まで幅広く取り扱っています。主な価格の目安は、以下のとおりです。
| カテゴリ | ニトリ | IKEA |
|---|---|---|
| ベッドフレーム | 1万円台〜10万円台 | 約1万円〜12万円台 |
| 小物・雑貨 | 数百円〜 | 数百円〜 |
ベッドフレームの価格は、両ブランドとも1万円前後からと大きな差はありません。小物・雑貨類も同じ数百円台から販売されているため、どちらか一方が安いとは一概には言い切れません。ただし、実際にブランドを比較する際は商品価格だけでなく、送料や組み立て・設置サービスの料金まで含めた支払総額で判断することが大切です。
ニトリの配送料は玄関先渡しなら11,000円以上で無料、室内への設置まで依頼すると配送料・設置料が各3,300円かかります。IKEAの配送料は商品のサイズで変わり、小物は1,000円前後から、ベッドやソファなどの大型商品は玄関先渡しで5,400円からが目安です。IKEA Family会員なら大型配送が4,400円からと割安になり、部屋への搬入は1,000円の追加になるため、会員登録の有無も含めて総額を見比べましょう。
ニトリとIKEAの返品や保証の違い
IKEAとニトリでは、返品できる期間や商品の状態、保証内容が異なります。
IKEAでは、原則として購入日または配送日から365日以内であれば返品できます。組み立て済みや使用済みの商品も対象です。ただし、購入履歴が確認できることや新品に近い状態であることなどの条件があり、一部の商品は返品できません。アウトレット商品は、受け取りから14日以内が返品期限です。
また、枕や掛け布団、マットレス、マットレストッパーなど一部の寝具には、90日間のお試し制度があります。寝心地があわなかった場合は、期間内に1回だけ同じ種類の別商品へ交換できます。
ニトリの返品・交換は、原則として商品を受け取った翌日から14日以内が申込期限です。組み立て途中や組み立て後の商品、使用済みの商品、オーダー商品などは対象外です。保証期間は商品によって異なり、1年保証や5年保証などが設けられています。対象商品や保証条件は商品ページで確認し、購入後は注文確認メールや保証書を保管しておきましょう。



私は以前、保証書を確認しないまま処分してしまったことがあり、必要なときに保証を利用できなかったのが苦い思い出です。それ以来、購入後すぐに返品期限と保証期間を確かめ、注文時のメールや保証書をまとめて保管しています。
IKEAとニトリでは、返品できる期間や対象商品の条件が異なります。家具は長く使うものだからこそ、価格だけでなく購入後の条件まで見比べて選ぶのがおすすめです。
ニトリとIKEAの耐久性や通気性を比較するときのポイント
ニトリとIKEAの耐久性や通気性は、ブランドだけで決まるものではありません。どちらも商品によって素材や構造が異なるため、比較するときは商品ごとの仕様を確認することが大切です。
通気性を重視するなら、マットレスの素材に注目しましょう。一般に、スプリングマットレスはフォームマットレスより空気が通りやすい傾向があります。ニトリではボンネルコイルや立体構造のファイバー素材「C-CORE®」を採用した商品、IKEAではスプリングタイプのマットレスが候補です。
耐久性は、ニトリでは2層構造のポケットコイルや両面仕様など、商品の構造によって高められています。一方IKEAは、コイルやフレーム、中材などの耐久試験で品質を確かめる方式です。どちらも長く使うためには、素材や構造、保証内容を商品ごとに確認して選びましょう。
ニトリのベッドの評判


ニトリのベッドには、収納力や組み立てやすさを評価する口コミがあります。高さがちょうどよくて収納付きでも組み立てやすい、小物を置けるスペースが便利といったレビューです。引き出し収納を備えたつくりが多く、衣類や小物をベッド下にまとめやすい点が評価の理由です。
気になる点としては、引き出しが思ったより浅く収納できるものが限られる、ヘッドボードの裏側が見える配置だと見た目が気になるとの意見もあります。引き出しは深さよりも出し入れのしやすさを優先した設計のため、収納量を最優先する人にはもの足りなく感じられる場合があります。
収納量やヘッドボードの配置は、生活スタイルによって印象が変わりやすい部分です。購入前に収納したいものの量やベッド周りの配置を具体的にイメージしておくと、届いてからのギャップを防ぎやすくなります。
※ 参考:ニトリ公式サイト
ニトリのソファの評判


ニトリのソファには、硬すぎず柔らかすぎない座り心地や、掃除のしやすさを評価する口コミがあります。座面が沈み込みすぎず、体を支える硬さが保たれているため、長く座っても疲れにくいというコメントもみつかりました。座面の高さがあっていて立ち座りしやすく、昼寝にも使いやすいと高評価です。
ただし、持ち帰るにはサイズが大きく、1人で運ぶのは難しいとの意見もあります。ネットでの購入では実際の硬さを確認しにくく、届いてみると座面が硬めで背もたれが直角に近いと感じた人もいました。写真や数値だけでは、座り心地までは伝わりにくいためです。
ソファは玄関や廊下の幅によって、搬入自体が難しくなる場合があります。購入前にサイズと搬入経路を測り、できれば店舗で座り心地を確かめておくのが、届いてからのイメージ違いを防ぐ近道です。
※ 参考:ニトリ公式サイト
IKEAのベッドの評判


IKEAのベッドには、価格の手頃さやデザイン性を評価する口コミがあります。梱包がコンパクトで普通車にも積みやすく、組み立ても比較的簡単でベッド下を掃除しやすい点が支持されています。北欧デザインらしいシンプルな見た目で、部屋になじみやすい点も好評です。
気になる点では、組み立て式ゆえの強度や耐久性を不安視する声もあります。組み立て時にパーツがはまりにくい、きしみ音がネジを締め直しても改善しなかった、換気してもにおいが残った、といった口コミです。組み立て式は、ネジの締め方や設置環境によって仕上がりに差が出やすい構造でもあります。
長く使う予定の人ほど、購入前の構造や耐荷重の確認が必要です。またIKEAのベッドフレームは日本の一般的な規格と異なるサイズが基準のため、国内流通の既製マットレスとあわせる場合はサイズ表記まで確認してから購入するようにしましょう。
※ 参考:IKEA公式サイト



私は過去にIKEAで家具を購入した際に、その場のデザインだけで詳しいサイズまで確認せずに購入してしまい、部屋の中でサイズが合わなかった経験があります。
個人的な見解ですが、商品の見た目だけで「たぶんこれくらいのサイズなら大丈夫」といった感覚的な自己判断はやめたほうがいいです。その失敗以来、私は必ず購入前に家具と置く場所のサイズも全て測るようにしています。
とくにIKEAの場合は、海外規格のため、想像以上に大きかったと購入後に気付くケースがあります。ピッタリ収まるサイズだととてもおしゃれですが、サイズがはみ出てしまうと一気に不便な家具になってしまう可能性があるので注意が必要です。
IKEAのソファの評判


IKEAのソファには、座面の広さやデザイン性を評価する口コミがあります。ゆったり座ってくつろげる点や、掃除ロボットが通りやすい座面下の高さが高評価な傾向です。北欧デザインを基調としたシンプルな見た目で、ほかの家具ともなじみやすい点も評価につながっています。
気になる点としては、組み立て後に脚の高さがあわずガタついた、使ううちにクッション性が変わったと感じたとの口コミがみつかりました。これはの口コミの理由はIKEAは組み立て式が中心のため、ネジの締め方や設置場所によって安定感に差が生じやすいためです。ガタつきが気になる場合は、ネジを締め直すと安定感が戻りやすいです。
ソファは毎日使う家具のため、座り心地だけでなく耐久性やメンテナンス性まで踏まえて選ぶようにしましょう。口コミで挙がっていた洗えるカバーや座面下の高さのように、手入れのしやすさにつながる仕様を確認しておくと、長く快適に使えるソファを見つやすいです。
(※)参考:IKEA公式サイトより
ニトリが向いている人


ニトリは、コンパクトな家具や生活雑貨をまとめてそろえたい人、店舗で実物を確認してから購入したい人に向いています。
- 限られたスペースに置きやすい家具を探している人
- 家具やインテリア用品をまとめてそろえたい人
- 店舗でサイズや素材、使い心地を確認したい人
- 自分で家具を組み立てる負担を抑えたい人
- 配送員による組み立てや設置を依頼したい人
とくに相性がよいのは、実物を確かめてから決めたい人です。全国の店舗でサイズや素材、使い心地を確認してから購入できるため、ネット購入で起こりがちな「届いてみたらイメージと違った」という失敗を減らせます。
完成品に加えて、配送員による組み立て・設置を選べる商品も扱っているため、組み立ての手間を省きたい人や設置まで任せたい人にも心強い選択肢です。サービスの対象商品や料金は商品によって異なるので、注文前に商品ページで確認しておきましょう。
IKEAが向いている人
IKEAは、シンプルで機能的な北欧デザインを好む人や、自分で組み立てる作業も含めて家具選びを楽しみたい人に向いています。
- 北欧らしいシンプルなデザインを好む人
- 家具や雑貨を同じテイストでそろえたい人
- 雑貨から大型家具まで、幅広い商品を比較したい人
- 家具の組み立て作業に抵抗がない人
- 店舗を回りながら、家具や雑貨をまとめて選びたい人
デザインの統一感を重視する人には、数百円の雑貨から大型家具まで同じテイストでそろえられる品ぞろえが魅力です。部屋全体のコーディネートを考えながら、ひとつの店舗で一度に選べます。
注意したいのは、購入者が組み立てる家具が多い点です。組み立てに不安がある人は、有料の組み立てサービスを利用できるかを先に確認しておきましょう。商品の価格や在庫、サービスの利用条件は時期や地域によって変わりやすいため、購入のタイミングで最新の条件を確かめると安心です。



家具を選ぶときはデザインや価格だけでなく、組み立て方法や店舗で実物を確認できるかも大切なポイントです。
ニトリはコンパクトな家具や配送員による組み立て・設置を選べる商品を探している人に向いています。IKEAは北欧らしいデザインを好み、自分で組み立てる作業も含めて家具選びを楽しみたい人にあうブランドです。
どちらを選ぶ場合も設置場所の寸法を測り、送料やサービス料金まで含めた総額を見積もっておきましょう。
まとめ
ニトリとIKEAは、どちらも手頃な価格で家具をそろえられるブランドです。ニトリは収納力や座り心地といった使い勝手を評価する口コミが集まる一方、引き出しの深さやソファの硬さは好みがわかれるところです。IKEAは手頃な価格と北欧らしいデザインが評価される反面、組み立て式ゆえの強度や安定感を気にする声もあります。
特徴や価格の傾向に加え、耐久性や通気性への配慮の仕方も比較の決め手です。コンパクトな家具や組み立て・設置サービスを重視する人にはニトリが向いており、北欧らしいデザインや自分で組み立てる家具を探している人にはIKEAがおすすめです。
それぞれの暮らし方や求める体験にあわせて、自分にあうブランドを選んでみてください。
よくある質問
ニトリとIKEAについて、よくある質問と回答を紹介します。
Q. IKEAとニトリはどちらが安いですか?
IKEAとニトリは商品価格に大きな差はなく、送料や組み立て・設置サービスまで含めた総額で安さが変わります。どちらも数百円の小物から扱っており、ベッドフレームの価格もほぼ同水準のためです。
ニトリは、対象商品の店舗受け取りや注文合計11,000円以上のまとめ買いで送料を無料にできます。IKEAは大型商品の配送が5,400円からかかる一方、小物の購入や自分で持ち帰れる買い物なら費用を抑えられます。
まとめ買いや組み立て・設置まで任せたい人はニトリ、会員特典を活用しながら自分で組み立てられる人はIKEAが、総額を抑えやすいです。
Q. IKEAの商品はどのように選ぶとよいですか?
IKEAの商品は、設置スペースにあうサイズか、組み立てに対応できるか、長く使う商品かの3点で選ぶと失敗しにくくなります。
サイズは、設置場所の寸法だけでなく、梱包サイズと搬入経路まで確認するのが前提です。ベッドの場合は、幅90×長さ200センチなど日本の一般的な規格と異なるサイズが基準のため、手持ちのマットレスとあわせられるかも見ておきましょう。組み立てに不安がある場合は、有料の組み立てサービスを利用できる商品かどうかが判断材料になります。
ベッドやソファなど長く使う家具は、強度・耐久性の試験対象かや耐荷重も見ておくと安心です。IKEA Familyに登録すると会員限定価格や配送特典を受けられるため、総額を抑えたい人は購入前の登録がおすすめです。
Q. ニトリの商品はどのように選ぶとよいですか?
ニトリの商品は、部屋にあうサイズか、組み立てや設置をどこまで任せたいかを軸に、できるだけ店舗で実物を確かめて選ぶのがおすすめです。
商品タイプは、完成品、自分で組み立てるもの、配送員による組み立て・設置を選べるものの3種類です。組み立てが苦手な人は、設置サービスの対象商品かどうかを先に確認しておきましょう。口コミで好みがわかれていた引き出しの深さやソファの硬さも、店舗なら購入前に確かめられます。
長く使う家具は、1年保証や5年保証など保証期間も商品ごとに異なるため、商品ページで確認してから選ぶのが確実です。受け取り方法は、購入する点数や店舗への行きやすさにあわせて選びましょう。










