寝室に小さな明かりが欲しくても、ナイトライトをつけると光が気になることがあります。まぶしさを抑えて使うには、最も暗い設定での明るさと、横になった際の光源の見え方をあわせて確認しましょう。
「調光できる」「電球色」と書かれていても、十分暗くできるとは限りません。
- 調光できるナイトライトでも明るすぎるのはなぜ?
- ルーメンや調光率のどこを比べればよい?
- 寝室で使うなら、どの商品が候補になる?
| ポイント | 記事の結論 |
|---|---|
| まぶしさ対策 | 最弱設定の明るさと寝た目線での光源を確認する |
| 調光の選び方 | 調光率だけでなく点灯を保てる最小の明るさで比べる |
| 購入前 | 最低光量や点灯仕様が不明なら販売店に確認する |
この記事では、これらの疑問もふまえて調光の仕様やシェードの違いから選ぶ方法と、購入候補となるナイトライト4選を紹介します。
まぶしくないナイトライトの選び方
ナイトライトは、明るさの調整機能と、光が目に届く方向をあわせて確認して選びましょう。同じ商品でも、枕元との距離や置く高さによって見え方は変わります。
- 最大光量だけでなく最弱設定の明るさを確認する
- 異なる商品の暗さを調光率だけで判断しない
- 寝た目線から電球や発光面が直接見えない位置を選ぶ
最低光量の確認して選ぶ

暗めのナイトライトを探す際は、商品ページの最大光量よりも、最弱設定でどの程度まで明るさを落とせるかを確かめましょう。ルーメン(lm)は光源などから出る光の量を表す単位です。数値が載っていても、最大時の値か、最弱時の値かで読み方が異なります。
たとえば「最大約7ルーメン」という仕様は、最も明るい設定での光の量を示します。最弱設定も約7ルーメンという意味ではありません。商品ページに最弱時の数値がない場合は、調光の段階数とあわせて販売店へ確認すると候補を絞りやすくなります。
調光率と暗さの違いで選ぶ

「10%まで調光できる」という表示だけでは、別のライトより暗いとは判断できません。調光率は、その商品の明るさの設定を割合で示したものです。最大光量や光の広がり方が違うライト同士では、同じ割合に設定しても見え方が変わります。
また、最も明るい設定での光の量に調光率を掛けても、最も暗い設定での光の量がわかるとは限りません。最低光量が明記されていない製品を、計算だけで「数ルーメンまで暗くできる」と判断しないようにしましょう。
寝た目線での光源の見え方で選ぶ

光源が直接見えないか、座った姿勢とベッドに横になった姿勢の両方で確かめましょう。シェードで覆われたライトでも、下や上にある開いた部分から電球が見える配置では、光が気になる場合があります。
日本照明工業会の寝室照明の解説でも、枕元へ直接まぶしい光を与えないよう、反射光を利用する考え方が紹介されています。購入前には、ランプの高さ、サイドテーブルの高さ、枕の位置を照らしあわせましょう。
寝具ソムリエ以前、寝室の照明を立ったまま眺めた際は、落ち着いた明るさに見えていたのに、寝転んで枕に頭を置くと光源が見えてまぶしく感じたことがあります。私にとっては、姿勢が変わるだけで見え方が違うと気づいた出来事でした。
そのため、明るさを下げる機能と、寝床から光源が見えにくい形は、分けて比べた方がいいと考えています。商品写真の正面だけでは、下から見た開口部まで判断しにくいためです。
購入前は台と器具を合わせた高さを確かめましょう。設置後は仰向けだけでなく横向きにもなり、視線の先に電球や発光面が入らないかを試すとよいです。
▼寝室の間接照明の置き方について詳しく知りたい人は、こちらの記事もおすすめです。
暗めに使うための調光・シェード選び
暗めに使いたい場合は、明るさの調整幅、操作順、シェードの光り方を比べましょう。「調光機能あり」という表示だけでなく、実際の使い方まで確認すると、購入後をイメージしやすくなります。
- 調光方式と点灯を保てる最小の明るさを確認する
- シェードの素材名だけでなく光が出る方向を比較する
- 点灯直後の明るさと調光・消灯までの操作順を確かめる
- 電球交換式は器具と電球の調光対応を照合する
無段階調光と段階調光の違い


無段階調光は、明るさを段階で区切らずに調整する方式です。段階調光は決められた明るさを切り替える方式で、同じ設定を選び直しやすいのが特徴です。明るさを細かく調整したい人は、無段階調光の製品も比べましょう。たとえば、弱・中・強の3段階だけで調整する商品では、弱と中の間の明るさには設定できません。
どちらも、点灯を保てる最小の明るさは商品ごとに異なります。「0~100%」と案内されていても、0%は消灯を意味する可能性があります。点灯したまま使える最弱設定を確かめる必要があります。
シェードの透光性と光の向き


光を通すシェードは、シェード自体も光って周囲に明かりが広がります。ベッド横の雰囲気を灯りで整えたい人におすすめです。ただし、横になった際に光る面が視界に入るかを確認しましょう。
光を通さないシェードは、開口部の方向へ光を届けるタイプが中心です。下向きに照らすライトでも、低い目線から内部が見えれば光源が視界に入ります。素材名だけで決めず、明かりが出る場所まで比較するのがおすすめです。



同じ部屋で眠る人がいるなら、相手の枕の位置からも光の見え方を確かめるのがおすすめです。私は手元だけへ光を向けたつもりでも、隣の寝床からは発光部が見えていたことがあります。
自分がまぶしく感じない配置だけで判断したのが見落としでした。シェードを比べる際も、照らしたい場所に加えて、光が出る部分をどちらへ向けられるかが大切だと考えています。
本を読む人と先に眠る人がいる場合は、双方の目線から位置を試しましょう。手元が読みにくくなるほど暗くする前に、器具が対応する範囲で向きや置き場所を調整し、使い方を相談するとよいです。
点灯時の明るさと操作順


夜中にナイトライトをつけるなら、点灯した直後の明るさも選ぶ基準に加えましょう。前回の設定を記憶するか、一定の明るさから点灯するかによって、使うたびの操作が変わります。
明るい段階を通ってから暗くする方式が気になる人は、暗い設定で点灯できるかを取扱説明書で確かめておくとよいです。スイッチを長押しする製品は、長押しが点灯・消灯と調光のどの操作に使われるかを確かめましょう。
器具と電球の調光対応


電球を交換できるライトでは、器具そのものの機能と、取り付ける電球の機能を分けて確認しましょう。点灯と消灯だけの器具に一般的なLED電球を付けても、器具側で明るさは調節できません。
調光器を使う場合は、電球と調光器の組み合わせが対応しているか確認しましょう。調光器対応の電球であっても、すべての組み合わせで使えるわけではないので注意が必要です。アプリや専用リモコンで調整する電球も、器具の適合条件を確かめて選ぶと失敗を防ぎやすいです。
まぶしさを抑えたい人におすすめのナイトライト4選
明るさの調節方法や光の広がり方が異なるナイトライトを紹介します。まぶしさの感じ方は、使う人や設置する条件によって異なります。寝室の使い方にあわせて比較しましょう。
| 販売店と商品 | 明るさの調整 | 購入前に確認したい点 |
|---|---|---|
| CAGUUU ブナ材コードレスLEDライト | 無段階調光 | 点灯を保てる最弱設定 |
| CONNECT パンテラ160 V3 | 10%・33%・100% | シェードの種類と光る範囲 |
| アイリスプラザ NASWN80WH | 3段階調光 | 最弱時の明るさとコンセント位置 |
| BeauBelle ペルナ | 器具は点灯と消灯のみ | 別売電球の光量と開口部の向き |
CAGUUU|ブナ材コードレスLEDライト


CAGUUUの「ブナ材コードレスLEDライト」は、寝る前に使う明かりを細かく調整したい人におすすめです。無段階で明るさを調節でき、光の色も変えられます。決まった段階から選ぶよりも、好みに合わせて灯りを整えたい人に向いています。


USB充電式なので、電源コードの届く範囲に置き場所を限定せず、ベッドとの距離を調整できます。支柱は木製です。木目のサイドテーブルと素材感をそろえたい寝室にも取り入れやすい照明です。
弱い明かりを一晩残したい場合は、最も暗い設定での点灯状態を購入前に確認すると、使い方に合うか選びやすくなります。
▼CAGUUUの評判について詳しく知りたい人は、こちらの記事もおすすめです。
CONNECT|パンテラ160 V3


CONNECTで取り扱う「パンテラ160 ポータブル V3」は、照明ブランドLouis Poulsenの充電式テーブルランプです。明るさは10%・33%・100%から選べます。シェード上部に触れて操作するため、ベッド横で手を伸ばして使いたい人におすすめです。本体の底面へ手を回す操作が苦手な人は、上部に触れる方式なら無理なく操作できるか確かめましょう。


比較したいのは、光を通すオパールと、光を通さず下方へ届けるオペークの違いです。シェードも光る見た目を楽しむならオパール、横方向に光る面を減らしたいならオペークを候補にし、横になった目線からの見え方を確かめましょう。
シェードの種類や置く位置に合わせて明るさを選べます。使わない時間に充電を済ませ、点灯時は充電ケーブルを外して使いましょう。
アイリスプラザ|NASWN80WH


アイリスプラザでは、YAZAWAの「調光機能付き明暗人感センサーライト NASWN80WH」を取り扱っています。コンセントに直接差し込むタイプで、ベッド横にテーブルを置かず、足元付近に明かりを設けたい人におすすめです。


光源から出る光の総量は最大約7ルーメンです。明るさは3段階に切り替えられます。点灯方法は、暗い場所で人の動きに反応する設定と、つけたままにする設定から選べます。
コンセントに直接差して使うタイプなので、枕元から光源が見えにくい差込口を選ぶと取り入れやすくなります。
BeauBelle|テーブルライト ペルナ


BeauBelleの「テーブルライト 1灯 ペルナ」は、布シェードと木の台座を組み合わせたライトです。寝る前にベッド横で過ごす時間に、布越しに広がる明かりを取り入れたい人におすすめです。


プルスイッチで点灯と消灯を切り替える、シンプルな操作のランプです。別売のE26電球を、器具の対応範囲内で好みの光量に合わせて選べます。
上下が開いたシェードから光が広がります。横になった姿勢に合わせて置く位置を整えると、布越しの明かりを楽しめます。
最低光量が不明な商品の確認点
商品ページだけで判断できない場合は、わからない仕様を整理してから問い合わせましょう。「暗く使えますか」という質問よりも、使用する場面と知りたい数値を伝えるほうが比較しやすい回答につながります。
- 使う場面を伝え、最弱時の光の量と点灯仕様を販売店に聞く
- 写真では形や光の向きを見て、数値や操作は仕様書で確認する
- 常夜灯用と就寝前用で必要な点灯時間・使用条件を分ける
販売店に聞く光束と点灯仕様


販売店には、最弱時の光の量と点灯時の仕様を確認しましょう。問い合わせでは「寝室で一晩つける予定」「寝る前の短時間だけ使う予定」など、使い方を添えるのがおすすめです。そのうえで、次の仕様を確かめましょう。
- 明かりがついている最も暗い設定での光の量
- スイッチを入れた直後の明るさ
- 前回の明るさを記憶する機能の有無
- 暗い設定にするまでの操作順
数値が用意されていない場合は、店頭で点灯した状態を確認できるか、販売店に相談しましょう。購入後に明るさがあわなかった場合の返品条件も確認してください。開封後や使用後は返品できない場合があるため、購入前の確認が必要です。



販売店へ仕様を確認する際、私が特に知りたいのは最弱設定での見え方です。調光できる照明を選んでも、寝室で暗くしてみると想像より明るく感じたことがあります。
調光機能が付いていることと、自分が求める暗さまで下げられることは別だと感じました。段階数の多さだけで選ぶと、いちばん暗い設定が好みに合うかを見落としやすくなります。
就寝前の補助灯を探す人は、最大光量だけでなく、最弱時の数値や光の広がりを確認しましょう。仕様がわからない場合は、どの程度まで暗くできるのかを販売店へ尋ねてから比べるのがおすすめです。
商品写真での判断の限界


写真で落ち着いた明かりに見えても、自分の寝室で同じように見えるとは限りません。商品写真は、室内の明るさ、撮影条件、画面の設定によって見え方が変わります。
写真は、シェードの形や光が広がる方向を確かめる材料にしましょう。最低光量や操作方法は、仕様と取扱説明書で確認しましょう。可能なら、明るい売り場での見た目だけでなく、暗めの環境で最弱設定を確認できるか相談するとよいです。
常夜灯用と就寝前用の違い


一晩つける常夜灯と、寝る前に短時間使うライトでは必要な機能が異なります。常夜灯では、弱い設定での見え方や、続けて点灯できる時間・使用条件を確認しましょう。就寝前のライトでは、手元の見やすさと消灯のしやすさを確認します。
夜中に移動する際だけ明かりが欲しい場合は、動きに合わせて点灯する人感センサー式もおすすめです。ただし、寝返りなどで反応する位置にあると意図しない点灯につながる場合があります。照らしたい範囲とセンサーの検知範囲を照らしあわせて選んでください。
厚生労働省の睡眠ガイドは、寝室をできるだけ暗くして眠ることをすすめています。高齢の家族が夜中に移動する場合は、足元灯などを活用し、目に入る光の量を減らす工夫をしましょう。
※ 参考:厚生労働省「健康づくりのための睡眠ガイド2023」
まとめ
まぶしくないナイトライトを選ぶには、最弱設定の明るさ、光が届く方向、点灯時の操作をあわせて確かめる必要があります。調光率や「電球色」「布シェード」という表示だけで判断せず、横になった目線からの見え方まで想定しましょう。
- 最弱設定の明るさ・光の方向・点灯時の操作を確かめる
- 横になった目線から光源の見え方を確認する
- 寝る前だけ使うか一晩残すかを決めて仕様を比べる
細かく調節したい人は無段階調光、決めた明るさを選びたい人は段階調光、足元だけ照らしたい人は設置位置にあう小型ライトがおすすめです。電球交換式は別売電球の仕様も比較し、寝る前だけ使うのか、一晩残すのかを決めてから選んでみてください。
よくある質問
まぶしさが気になるナイトライトについて、調光機能やルーメン値、シェードに関する疑問に答えます。
調光できるライトなら十分暗くできますか?
調光できても、希望する暗さになるとは限りません。点灯を維持できる最小の明るさや、調光の段階は商品ごとに異なります。最弱設定の光束が記載されていない場合は、販売店への問い合わせや点灯確認で確かめましょう。
ナイトライトは何ルーメンならまぶしくありませんか?
すべての人や寝室に共通する数値では決められません。ルーメンは光の量を表し、目に届く光の向きや光源との距離まで示す数値ではないためです。最大光量と最弱時の値を区別し、枕元からの見え方とあわせて判断してください。
電球色や布シェードならまぶしさを感じませんか?
電球色や布シェードでも、光量が多い場合や光源が直接見える場合は、まぶしさを感じることがあります。光の色と明るさは別の要素です。シェードの開口部を含めて確認し、照明を布で覆うなどの自己流の遮光は避け、取扱説明書に沿って使用しましょう。










