すのこベッドは通気性を確保しやすい反面、「寝心地が硬い」「きしみが気になる」といった評判もあります。すべてのすのこベッドに該当するわけではありませんが、こうした評判を見て購入を迷う人もいるでしょう。
- すのこベッドを選ぶと後悔しやすい?
- 今使っている敷布団をそのまま使える?
- カビを防ぐにはどんな手入れが必要?
| ポイント | 記事の結論 |
|---|---|
| やめたほうがいい? | 一概にやめたほうがいいとはいえない。寝具との相性や設置環境によっては、硬さ・きしみ音・床からの冷えが気になる場合がある。 |
| 向いている人 | 通気性や木製フレームのデザインを重視する人。寝具の乾燥やベッド周辺の換気を定期的に続けられる人。 |
| 購入前の注意 | 使用できる寝具と寝床の高さを確認する。フレーム全体の幅・奥行きや搬入経路も確認する。 |
この記事では、これらの疑問もふまえてすのこベッドで失敗しないためのポイントと選び方を詳しく解説します。ぜひ、購入時の参考にしてみてください。
すのこベッドとは

すのこベッドとは、マットレスや布団を支える床板に、一定の間隔で並べたすのこを使用したベッドのことです。板で全面を覆った床板よりも、寝具の下に空気の通り道をつくりやすいのが特徴です。
- 床板のすき間から寝具の下に空気がとおりやすい構造
- 床からの高さや対応する寝具は商品ごとに確認
- 通気性があっても換気と寝具の手入れは必要
すのこの部分には、木材を使った商品があります。ベッドフレームの形も、脚付きやロータイプ、折りたたみ式、パレットタイプなどさまざまです。同じすのこベッドでも、床からの高さやすのこの間隔、使用できる寝具は異なります。
すのこベッドは通気性を確保しやすい構造ですが、すのこにしただけで寝具の手入れが不要になるわけではありません。室内の環境や寝具の状態によっては、定期的な換気や手入れも必要です。選ぶときはすのこかどうかだけで判断せず、使用する寝具や部屋の環境にあうかどうかまで確認すると失敗を防ぎやすいです。
すのこベッドで失敗しやすい理由

すのこベッドで失敗したと感じる理由には、寝心地の硬さやきしみ音、床からの冷え、カビ対策の手間などがあります。
- 薄い敷布団では床板の硬さを感じる場合がある
- きしみ音がでやすい
- 床からの冷えが気になる
- カビ対策には寝具の乾燥とベッド周辺の換気が必要
失敗しやすい理由①寝具によって硬さを感じることがある

すのこベッドは、組み合わせる寝具によって硬さを感じることがあります。すのこの床板は板を等間隔に並べた構造で、板の上とすき間では寝具の支えられ方に差が出ます。薄い敷布団だけを敷くと、板の位置と硬さがそのまま体に伝わる状態です。
硬さが気になる場合は厚めのマットレスを使用するなど、ベッドフレームだけでなく寝具の厚さにも目を向けるとよいです。厚みのあるマットレスを敷くと、すのこの板とすき間の差が体に伝わりにくくなります。使用できる寝具はベッドによって異なるので注意しましょう。
すでに使用するマットレスや布団が決まっている場合は、その寝具に対応したすのこベッドを選ぶのがおすすめです。すのこの間隔や板の本数は商品ごとに異なるため、同じ厚さの寝具でも硬さの感じ方は変わります。手持ちの寝具をそのまま使うなら、寝具の厚みを測ってから対応するフレームを探すと購入後に硬さが気になりにくくなります。
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失敗しやすい理由②使用中にきしみが気になることがある

すのこベッドのきしみ音は、フレームのつなぎ目やネジが緩んだ箇所、すのことフレームが接触する部分から出ていることが多くあります。板を並べた構造のため床板そのものが疑われやすいのですが、実際には部品同士がこすれたり、つなぎ目がわずかに動いたりして音が発生します。
ベッドの置き場所も、きしみ音の出方を左右する要因です。フローリングに直接置くとフレームの脚が当たる一部分に重さが集中し、床に触れる部分がわずかに動いて音につながります。使っているうちに音が出てきたときは、ネジが緩んでいないか、部品がずれていないか、脚が床にしっかり付いているかを順番に確かめてみてください。出どころさえわかれば、ネジを締め直すだけで収まることも多くあります。
寝具ソムリエすのこベッドのきしみ音が気になるときは、すぐに床板が原因と決めつけず、どこから音が出ているのかを確認することが大切です。
私も以前すのこベッドを使用していたときに、きしみ音が気になったことがあります。最初は床板が原因だと思っていましたが、実際には脚部分を接続しているネジの緩みが原因でした。
それ以来きしみ音が気になったときは、床板だけでなく、脚やフレームのつなぎ目に緩みがないかも確認しています。
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失敗しやすい理由③冬は床からの冷気が気になることがある


冬に床からくる冷えが気になるのも、すのこベッドで失敗したと感じやすい理由のひとつです。床面に近い空気の温度は下がりやすく、すのこの床板はすき間から空気をとおすため、冷えた空気が寝具の裏側まで入り込みます。床に近いロータイプでは寝ている位置が床付近に近く、冷えが寝具の下から伝わります。
ロータイプを検討する場合は、普段過ごしている部屋の温度や床の状態も大事な判断材料です。冷えの感じ方には個人差があり、住んでいる家や部屋の断熱性と室温にも左右されるため、同じロータイプでも部屋によって感じ方に差が出ます。
また、冷えが気になる人は、床から寝具までの高さも確認して選ぶと失敗しにくいです。厚みのあるマットレスを使用したり、脚付きタイプのように高さのあるフレームを選んだりすると、床と寝る面のあいだのスペースが広がります。
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失敗しやすい理由④通気性がよくてもカビが発生することがある


すのこベッドでも、置き方や部屋の状態によってはマットレスの裏側にカビが発生することがあります。すのこのすき間が空気の通り道として働くのは、ベッドのまわりで空気が動いているときです。室内の空気が入れ替わらなければ、寝ているあいだに寝具が吸収した水分は床板と寝具のあいだに残ります。
すのこと寝具が接する面はとくに空気が動きにくく、水分が残りやすい部分です。ベッドを壁に密着させたり、ベッド下に荷物を詰め込んだりするのも、空気の流れを弱める原因です。
壁から少し離して置くと、フレームの裏側にも空気がとおります。晴れた日にマットレスを立てかけたり、ときどき寝具をずらして乾かしたりと、寝具を乾燥させる手入れとベッド周辺の換気をあわせれば、カビの発生は抑えやすいです。通気性のよい構造でも、この手入れの分だけ手間はかかります。



私は今も実際にすのこベッドを使用していますが、梅雨の時期や雨が続く日などは、定期的にサーキュレーターを使用してベッド下の空気を循環させるようにしています。
過去に何年も使用したベッドで、引越しの際にベッド下のカビを発見してショックだった経験があります。個人的には綺麗に使っていたつもりだったので、二度とそんな失敗はしたくないという思いも強いです。
また、風を送る際は一方向だけだと、ベッド下の一ヶ所に湿気が溜まってしまうケースもあるため、首振り機能でランダムに空気循環させています。通気性の対策は自分でもできるので、週末だけでも湿気対策をするのはおすすめです。
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失敗しないためのすのこベッドの選び方


すのこベッドは、見た目だけでなく種類や素材、ベッドフレーム全体の幅と奥行き、使用する寝具を確認して選ぶことが大切です。
すのこベッドの種類から選ぶ


すのこベッドの種類は、生活スタイルや使用目的にあわせて選ぶのがおすすめです。折りたたみ式やロータイプ、脚付き、パレットタイプなどがあります。同じすのこベッドでも、種類によって床からの高さやベッド下の空き方が違うため、掃除や収納のしやすさ、部屋での動かしやすさにも差が出ます。
折りたたみ式は、使用しないときに移動したり省スペースで保管したりしやすい形状です。ただし、折りたたむ頻度が高いなら、操作方法もあわせた確認が必要です。ロータイプは床面に近い構造のため、ベッド全体の高さを抑えたい部屋に向いています。反対に脚付きタイプは床とのあいだに余裕があるため、収納スペースとしても使いやすいのが特徴です。
生活スタイルや使用目的から種類を絞ると、自分にあうすのこベッドを見つけやすくなります。ベッド下に何を置くか、寝室から動かす機会があるか、床からの高さをどこまで抑えたいかを先に決めておくと、種類ごとの違いを判断の材料にできます。
すのこの素材を確認して選ぶ


すのこの素材は、木材の重さや価格帯、木目の出方を確認して選びましょう。すのこ商品には、パイン材や桐、ひのきなどが使われています。すのこの木目の違いは、寝室に置いている家具とのあわせて考えるのもひとつの手です。
- パイン材:やわらかく加工しやすい木材で、価格を抑えた商品に多い
- 桐:軽さが特徴で、折りたたみ式など動かして使う商品に多い
- ひのき:水や湿気に強く香りもあるが、価格帯は高め
同じ木材を使っていても、すのこの板の厚みや本数、フレームの構造は商品ごとにさまざまです。板が薄い商品や本数が少ない商品では、すのこ1枚あたりにかかる体の重さが大きくなります。結果的に、寝返りの際にきしみやたわみを感じやすくなってしまうケースもあります。
商品ページでは木材名だけでなく、すのこの板の厚みや本数、対応する寝具の種類まで目をとおしておくとよいです。あらかじめ確認しておくことで、商品が届いたあとに「想定と違う」と感じにくくなります。また、長く使う前提なら木目や色合いの好みと、板の厚みや本数をあわせて見比べるのがおすすめです。



私はよく木目調の家具で部屋のテイストをそろえています。ただし、木材を使った家具でも、木の種類によって木目や色合いが異なるため、購入するときは素材まで確認しています。
たとえば、パイン材は明るくやわらかな色合いのものが多く、ひのきは比較的きめ細かな木目が特徴です。同じ木製家具でも、使われている木材によって部屋に置いたときの印象は変わります。
すのこベッドを購入する際もデザインや色だけでなく、どのような木材が使われているかまで確認して選ぶことをおすすめします。
ベッドフレーム全体の幅と奥行きを確認して選ぶ


すのこベッドを購入するときは、マットレスのサイズではなくベッドフレーム全体の幅と奥行きを確認しましょう。同じシングルサイズでも、ヘッドボードや棚が付いているとフレームの奥行きが長くなりがちです。
オンラインショップの商品ページには、マットレスの幅とベッドフレームの幅が別々に載っていることがあります。ベッドを置く場所だけを測るのではなく、ドアやクローゼットを開ける範囲もあわせて測っておくのがおすすめです。通気を考えて壁から少し離して置くなら、その分の余裕も見込んで幅を計算しておくと、置いたあとに通路が狭くなりにくいです。
また、玄関から寝室までの通り道にフレームが通る幅があるかも、購入前に測っておくことをおすすめします。組み立て式の場合は、段ボールなどに包まれた状態のサイズも確認しておくとよいです。
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使用できる寝具を確認して選ぶ


すのこベッドを選ぶときは、手持ちの寝具がそのまま使えるかどうかも確認しておきましょう。すのこベッドのなかにはマットレスの使用を前提とした商品もあり、布団の直敷きに対応しているとは限りません。
すのこの床板には等間隔にすき間があるため、薄い敷布団だけを敷くと、床板の硬さを感じやすくなる場合があります。敷布団を使いたい場合は床板に直接敷いて使える商品かを、マットレスを使う場合は厚みや種類など使用条件の指定がないかを確認しましょう。
対応する寝具は、商品ページの仕様欄やサイズ表に載っています。すのこのすき間の広さや板の本数まで目をとおしておくと、届いてから寝具を買い替えずに済みます。直敷きに対応していない商品を選ぶなら、厚みのあるマットレスをあわせて用意するのがおすすめです。
すのこベッドのメリット
すのこベッドには、寝具の下に空気がとおりやすい構造や、ベッド下の掃除のしやすさ、デザインや形状の選択肢の多さといったメリットがあります。
- 寝具の手入れと換気をあわせて通気性を生かす
- 脚付きタイプは掃除用具が入る高さを確認する
- 木の色やフレームの形を寝室の家具にあわせて選ぶ
寝具の下に空気がとおりやすい


すのこベッドは床板の間にすき間があるため、寝具の下に空気の通り道を確保しやすいです。マットレスや布団を載せても、板と板のあいだから空気が抜けていきます。
床に直接敷くと寝具の裏側に水分がたまりやすくなりますが、すのこを挟めば下からも空気がとおります。寝具の裏側に水分が残りにくくなるため、カビの発生も抑えやすいです。すのこの板の厚みや本数、すき間の広さは商品ごとに違うため、空気のとおり方にも差が出ます。
通気性のよさを生かせるのは、寝具の手入れ時です。板のすき間から空気が入れ替わっても、寝具が吸い込んだ水分がすべて抜けるわけではありません。寝具の状態を定期的に確認し、室内の環境にあわせて換気もおこなうとすのこの構造を生かせます。
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ベッド下を掃除しやすい


脚付きのすのこベッドは床とフレームのあいだにスペースが空くため、ベッドを動かさずにベッド下を掃除できます。掃除機やモップの先を差し込める高さがあれば、寝具をどけずにほこりを取り除けます。床からフレームまでの高さは商品によって異なるため、購入前にその寸法を確かめることが大切です。
掃除用具が入る高さがあっても、ベッド下に収納ケースを詰めると手が届く範囲は狭くなります。ロボット掃除機を使う場合は、本体の高さがベッド下に収まるかどうかも見ておきましょう。ベッド下を収納スペースとして使うのか、掃除のために空けておくのかを先に決めておくのがポイントです。
反対に、ロータイプや床に近いタイプでは掃除の方法が変わります。床とのすき間が狭いと掃除用具が入らないため、ベッドをずらしたり持ち上げたりして掃除することになります。手入れのしやすさを重視する場合は、デザインだけでなくベッド下への手の届きやすさも見ておくと選びやすいです。
デザインや形状の種類が豊富


すのこベッドは、木目を生かしたシンプルなものからヘッドボード付き、ロータイプ、折りたたみ式までデザインや形状の幅が広く、寝室の雰囲気や使い方にあわせて選べます。床板にすのこを使う点は共通していても、フレームの形や高さ、装飾の量は商品ごとに異なります。
ロータイプは床から寝る面までの高さを低くできるため、圧迫感が気になる部屋にもあわせやすい形です。棚付きのヘッドボードなら、枕元に目覚まし時計やスマートフォンを置けます。
木製の場合は、使用する木材や表面の仕上げによって色味や印象も変わります。木目の向きや色の濃さがそろっていると、家具の数が多い部屋でもまとまって見えやすいです。すでにチェストやサイドテーブルを置いているなら、木の色やデザインの方向性もあわせて確かめるとよいです。
すのこベッドが向いている人


すのこベッドは、通気性や木製フレームのデザインを重視する人に向いています。寝具やベッド周辺を定期的に手入れしたい人にもおすすめです。
- 寝具の通気性を重視したい人
- 木製ベッドを取り入れたい人
- 寝具を定期的に手入れできる人
すのこの床板には等間隔にすき間があるため、すき間のない床板と比べて寝具の下に空気の通り道をつくりやすい構造です。寝具をずらしたり立てかけたりすれば、床板側からも風を通せます。また、木製のすのこベッドは木材によって木目や色合いが異なるため、寝室の家具とテイストをあわせて選びたい人にも向いています。
反対に、次のような人には向いていない場合があるため、ほかのタイプも含めて検討しましょう。
- 薄い敷布団をそのまま使いたい人
- 就寝中の音が気になりやすい人
- 床からの冷気が気になる人
すのこの床板にはすき間があるため、薄い敷布団を直接敷くと床板の硬さや凹凸を感じる場合があります。今使っている敷布団をそのまま使いたい人は、敷布団での使用に対応した商品か確認しておきましょう。また、すのこベッドは、床板とフレームの接触部分やネジなどのつなぎ目からきしみ音が出ることがあります。音に敏感な人は、床板の厚みや補強構造、つなぎ目のつくりなどを確認して選ぶことが大切です。床からの冷気が気になる人は、床から寝床までの高さを確保できるベッドも含めて比較しましょう。



私は以前、通気性のよさだけを見て木製のすのこベッドを選び、手入れにかかる手間をあまり考えていませんでした。実際に使いはじめると、マットレスを立てかけて風を通す作業には思っていたよりも力が必要で、手入れの間隔があいてしまう時期もありました。
それ以来、家具を購入する前に、手入れの方法まで確認しています。今まで使っていた掃除道具や寝具のケア用品をそのまま使えるのか、新しく用意するものがあるのかも、先に確かめておくのがおすすめです。
半年後や1年後も無理なく続けられる手入れであれば、すのこベッドの通気性を生かしながら使い続けやすいと感じています。
すのこベッドのレイアウト例
すのこベッドのレイアウトは、1人暮らしの部屋と2人で使用する寝室で、通路の取り方やベッド以外に置ける家具が変わります。どちらの場合もフレーム全体の幅と奥行きを確認し、ベッドを置いたあとも人が通れるスペースを確保しましょう。
- 1人暮らしでは壁寄せで通路と家具の間隔を確保する
- 2人が両側から出入りするなら左右に通路を確保する
- 椅子を引く範囲や収納の扉を開ける範囲も確保する
すのこベッドを置いた1人暮らしの部屋


1人暮らしの部屋では、すのこベッドは壁に寄せて家具同士の間隔を確保する配置がおすすめです。ベッド以外にデスクや収納家具を置くことも多く、限られた面積に家具を並べるためです。壁に寄せるとベッド以外に使えるスペースが1か所にまとまり、生活動線を確保しやすくなります。
図の例は、短辺が約2.7メートル、長辺が約4.2メートルの縦長の部屋です。シングルサイズのすのこベッドを長い壁に沿って置き、窓際にはデスクと椅子を並べています。中央に配置しているのは、ラグと丸テーブル、1人掛けソファです。ベッドを壁に寄せることで空いたスペースを、生活動線として使っています。
この配置を再現するときは、家具を動かす分の余裕まで見込んでおきましょう。デスクなら椅子を引く分、収納家具なら引き出しや扉を開けてもベッドとぶつからない分だけ前を空けておくのがポイントです。ベッド下にスペースがあるタイプを選べば収納家具の数を抑えられるため、床の空きをさらに広く取れます。
▼シングルベッドに必要な広さについて詳しく知りたい人は、こちらの記事もおすすめです。
すのこベッドを置いた2人で使用する寝室


2人で使用する寝室では、両側から出入りするならベッドを部屋の中央寄りに置き、左右に通路を残しましょう。片側を壁に寄せる配置なら通路は1本で済むため、残ったスペースを収納家具やベンチに使えます。
図の例は、短辺が約3メートル、長辺が約4.2メートルの寝室です。ダブルサイズほどの幅のベッドを窓側に頭を向けて置き、左右にナイトテーブル、足元にベンチと1人掛けの椅子を並べています。ベッドを中央寄りにしたことで、2人が左右のどちらからでも出入りできます。
この配置を再現するときに気をつけたいのが、ベッドの幅です。2人で使うベッドはマットレスの幅が広く、フレーム全体の幅も1人用より大きくなります。左右にナイトテーブルを置くなら、ベッドとナイトテーブルを置いても人が通れる幅が左右に残るか確認しておくと、設置後に通路が狭いと感じにくくなります。
▼ダブルベッドに必要な広さとレイアウトについて詳しく知りたい人は、こちらの記事もおすすめです。
すのこベッドを扱うおすすめブランド10選
すのこベッドや木製フレームのベッドを扱うおすすめのブランドを紹介します。取り扱うフレームの形状や価格帯、保証の内容はブランドごとに異なります。
| ブランド | シングルサイズ価格(税込) | サイズ展開 | 納期の目安 | 保証内容 |
|---|---|---|---|---|
| Woodlife | 39,880円(商品例) | シングル〜ダブル | お取り寄せ:約50〜70営業日後 | 1年 |
| MUTUKI | 約3万円〜 | シングル〜キング | 約30〜60日 | 5年 |
| 暮らしのデザイン | 約1.7万円〜 | シングル〜キング | 約7〜10日 | 商品による |
| 家具350 | 9,999円〜 | シングル〜 | 商品による | 3ヶ月 |
| cacom | 1万円台〜 | シングル〜ダブル中心 | 最短即日発送 | 1年・会員は最長2年 |
| BEDSTYLE | 約1.7万円〜 | セミシングル〜キング | 約3日〜 | 商品による |
| ネルコンシェルジュ | 1万円未満〜 | セミシングル〜キング+ショート/ロング | 約3日〜 | 1年 |
| カヴァース | 30,360円(商品の一例) | セミシングル〜クイーン | 在庫品は注文・入金後2日〜2週間程度で出荷 | 商品による |
| CAGUUU | 約2.8万円〜 | シングル〜キング | 約14日〜 | 5年 |
| クラスティーナ | 約2.4万円〜 | シングル〜クイーン | 約14〜20日 | 3年 |
- 価格・サイズ展開は、すのこ以外も含む各ブランドのベッドを比較した目安です。いずれもブランド内の最安値を示すものではありません。納期と保証の適用条件は商品ごとに確認が必要です。
おすすめブランド1:Woodlife(ウッドライフ)


Woodlife(ウッドライフ)は、木の素材感を生かした家具やインテリアを販売する家具ブランドです。オークやウォールナットのほか、ユリノキ材やチェリー材を使った商品もそろえています。ベッドフレームは天然木や無垢材を使ったモデルを含めて38,180円から321,050円までと、価格の幅は広めです。
すのこベッドには、無垢材を使った「すのこローベッド 無垢材フレーム hmak-245」があります。幅は120センチ、150センチ、180センチの3種類から選べ、高さは30センチです。カラーはナチュラルとブラウンの2色です。寝床の高さを抑えたローベッドを探している人に向いています。
購入前には、納期も確認しておきましょう。Woodlifeのお取り寄せ商品は約50〜70営業日が目安となるため、使いはじめたい時期から逆算して注文するのがおすすめです。配送は、北海道・沖縄・離島・山間部では対応できない場合や、別途見積もりが必要になる場合があります。梱包を開けてから組み立てまで依頼する場合は、5,000円の追加料金がかかります。
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おすすめブランド2:MUTUKI(ムツキ)


MUTUKI(ムツキ)は、ナチュラルやヴィンテージ、カントリー、北欧、モダン、韓国風など、さまざまなテイストの家具を扱う家具ブランドです。ベッドフレームだけでなく、組み合わせて使えるマットレスも単体で購入できます。
すのこベッドは種類が豊富で、部屋の広さや使い方にあわせて選べるのが特徴です。ヘッドレスやヘッドボード付き、床から浮いて見えるフロートデザインなどがあり、見た目の違いから比較できます。引き出し収納付きや折りたたみ式も扱っているため、収納スペースを増やしたい場合や、使わないときにベッドを片付けたい場合にも選択肢があります。
購入前には、保証内容も確認しておきましょう。対象商品には、商品を発送した日から5年間、通常の使い方で起きた故障を対象とする「あんしん5年保証」が付きます。初期不良は、受け取りから30日以内に連絡すれば無料交換または返金の対象となります。また、配送方法によっては、有料で室内への運び入れから組み立てまで依頼可能です。
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おすすめブランド3:暮らしのデザイン


暮らしのデザインは、シンプルモダンやウッディモダン、北欧モダン、和モダン、ミッドセンチュリーの5つのテーマから家具を選べるインテリアブランドです。ショールーム「MODERN THEORY Lab.」では、VR(仮想現実)の「デジタルショーケース」を使って、家具をほぼ実物大で確認できます。部屋や家具を立体的に描いた3Dパースや図面を使った無料のスタイリングサービスも利用可能です。
ベッドはすのこタイプをはじめ、畳ベッドやロー・フロアベッド、折りたたみベッドなど幅広く扱っています。サイズはシングルからキングまで6種類あり、部屋の広さや使用人数にあわせて選べます。ベッド以外の家具もテイスト別に探せるため、寝室全体のコーディネートを考えながら、すのこベッドを選べるのも特徴です。
送料は基本無料で、北海道は加算、沖縄と離島は注文後に案内されます。組み立てと設置は、商品によって無料の付属サービスまたは有料オプションです。購入した商品と同等品・同数の不用品なら、配送と同時に引き取ってもらえます。一方で、イメージ違いなど購入者都合の返品や交換は受け付けていません。不良品への対応は、商品の到着後6日以内の連絡が条件です。届いたら早めに梱包を開けて、商品の状態を確かめておきましょう。
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おすすめブランド4:家具350


家具350は、「年収350万円世代を応援する」というコンセプトから名付けられた家具ブランドです。ベッドやマットレスのほか、ソファやテーブル、収納家具など、家具・インテリアを幅広く扱っています。
ベッドはすのこベッドをはじめ、ローベッドやパイプベッドなど種類が豊富です。長さを抑えたショート丈の商品もあり、設置するスペースにあわせて選べます。マットレスもポケットコイルやボンネルコイル、ウレタン、ファイバーなど複数のタイプを扱っているため、フレームと組み合わせる寝具まで同じサイトで比較できます。
送料は11,000円以上の購入で無料となり、11,000円未満の場合は550円です。北海道・沖縄・離島などでは、追加送料がかかる場合があります。フレームとマットレスのセット商品は、商品によって別々に届く場合があります。
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おすすめブランド5:cacom(カコム)


cacom(カコム)は、自社オリジナルの「ビックスリー」をはじめ、SertaやDream Bedなど複数のブランドを扱う家具ブランドです。ベッドはナローシングルからワイドキングまで幅広いサイズを扱っており、すのこベッドやローベッド、収納付き、2段・ロフトベッドなど種類も豊富です。
すのこベッドでは、床に近い位置で使えるロータイプの「くるみ」などを販売しています。「くるみ」は床からの高さが約4.5センチで、すのこと床の間には約3センチのスペースを設けた構造です。サイズは幅80センチ・97センチ・120センチのほか、幅70センチを2台組み合わせるタイプも選べます。連結用の金具が付属しているため、2台を並べて家族で使うことも可能です。角には丸みを持たせています。カラーはナチュラルホワイトとミストグレーの2色です。
通常の保証期間は1年間で、対象商品では会員向けの「安心プラス」によって保証期間を延長できます。また、有料の組立設置サービスもあり、対象商品では室内への運び入れから組み立てまで依頼できます。
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おすすめブランド6:BEDSTYLE(ベッドスタイル)


BEDSTYLE(ベッドスタイル)は、ベッドやマットレス、寝具を中心に扱う家具ブランドです。すのこベッドをはじめ、収納付きやローベッドなど、構造や用途の異なる商品まで幅広い品ぞろえです。長さ220〜225センチ前後のロング丈もあり、身長や設置スペースにあわせて選べます。
すのこベッドでは、2口コンセントを備えたヘッドボード付きのモデルなどを販売しています。耐荷重(支えられる重さの上限)が600キロのモデルや、床面の高さを6段階から選べるモデル、奥行き15センチの宮棚(枕元の棚)を備えたモデルなど、機能の違いから比較できるのが特徴です。高さを調節できるタイプなら、収納ケースを置くなど、ベッド下の使い方にあわせて床面の高さを選べます。
購入する際は、フレーム全体の幅と奥行きも確認しておきましょう。宮棚付きのモデルは、そのぶんベッド全体が長くなるため、マットレスの長さだけで設置スペースを判断しないことが大切です。初期不良があった場合は、商品到着後5営業日以内の連絡が必要です。
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おすすめブランド7:ネルコンシェルジュ(neruco)


ネルコンシェルジュ(neruco)は、すのこベッドをはじめ、折りたたみ式やロータイプなど、幅広い種類のベッドを扱うブランドです。サイズ展開も豊富で、一般的なサイズだけでなく、ショート丈やロング丈、幅の狭いセミシングルなども選べます。
ベッドの長さは、通常の195センチより15センチ短い約180センチのショート丈から、約210センチのロング丈まで選べます。ショート丈は身長160センチ程度まで、ロング丈は身長180センチ以上が目安です。ロング丈はフレーム、マットレス、リネンをいずれも専用のものでそろえる必要があります。マットレスは、シングルより10〜20センチ細い幅約80〜90センチのセミシングルまでそろうのも特徴です。
対象商品では、有料の組立設置サービスも利用できます。ベッドフレーム単品の場合はサイズに応じて9,000円から18,000円で、開梱から組み立て、設置まで依頼可能です。利用する場合は、通常10日〜2週間ほどかかります。配達日時は指定できません。
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おすすめブランド8:カヴァース


カヴァースは、北欧やモダン、インダストリアル、クラシック、ジャパンディ、和モダンなど、さまざまなテイストの家具を扱うブランドです。コーディネート例も公開されているため、部屋の雰囲気をイメージしながら家具を選べます。
すのこベッドは、折りたたみ式やショート丈、連結タイプなど幅広くそろっています。桐材を使った折りたたみ式は、使わないときにたたんでスペースを空けられるため、ワンルームや来客用にも取り入れやすいタイプです。長さを抑えたショート丈のほか、棚・照明・コンセントを備えたロング丈の連結ベッドもあり、部屋の広さや使用人数にあわせて比較できます。
マットレスや布団などの寝具も扱っているため、すのこベッドと組み合わせる寝具を一緒に探せます。価格帯にも幅があり、予算にあわせてベッドを比較できるのも特徴です。
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おすすめブランド9:CAGUUU


CAGUUUは、北欧モダンやヴィンテージなど、さまざまなテイストの家具を扱うブランドです。ベッドフレームの価格は、およそ2万6,000円から27万円台まで幅があります。サイズは、シングルからダブルまでをそろえた商品が中心です。
すのこ構造のベッドには、枕元にUSBとType-Cの差込口を備えたローベッドがあります。「ローベッドフレーム|USB・Type-C対応」は、薄い板を重ねて接着した積層合板を使っています。表面はメラミン加工を施したウォールナット調のデザインです。サイズはシングル・セミダブル・ダブルの3種類から選べます。寝床の高さを抑えながら、枕元でスマートフォンなどを充電できる仕様です。
送料は基本無料で、対象地域や商品によって追加料金がかかる場合があります。また、商品1点につき500円で、梱包を開けて室内まで搬入するサービスの利用が可能です。保証期間は購入日から5年間で、対象となる故障や損傷には、修理や部品交換などで対応しています。
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おすすめブランド10:クラスティーナ


クラスティーナは、直線的で装飾を抑えたモダンなデザインの家具を中心に扱うブランドです。ベッドも複数のシリーズを販売しており、デザインのテイストをそろえながら予算にあわせて比較できます。
ベッドはシリーズによって価格帯やサイズ展開が異なります。シングルサイズでは、「TONBO(トンボ)」が24,200円、「CALM(カーム)」が63,800円、「SOLEIL(ソレイユ)」が99,000円です。サイズ展開もシリーズごとに異なり、たとえばTONBOにはキングサイズがありません。
家具の送料は基本無料ですが、北海道・沖縄県・離島では追加料金がかかる場合があります。配送は軒先渡し(建物の入口付近で商品を受け取る方法)のほか、梱包を開ける作業・組み立て・設置・梱包材の回収まで依頼できる「らくらく配送おまかせパック」も利用可能です。料金は商品によって3,300円から22,000円です。また、商品にはお届け日から最長3年間の保証が付いています。
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まとめ
すのこベッドで失敗しやすいのは、寝具との相性や手入れの手間、床からの冷気、きしみ音などを十分に確認していなかった場合です。すのこは寝具の下に空気の通り道をつくりやすいですが、使い方や選ぶ商品によっては購入後に使いにくさを感じることがあります。
- 使う寝具や部屋の環境にあう商品を選ぶ
- 寝床の高さとフレーム全体の幅・奥行きを確認する
- 購入前に手入れを無理なく続けられるか確認する
たとえば、薄い敷布団を直接敷くと床板の硬さを感じたり、ネジの緩みや部品のズレによってきしみ音が出たりする場合があります。また、通気性のある構造でも、寝具を立てかけて風を通すなどの手入れは必要です。購入前には使用できる寝具、床から寝床までの高さ、フレーム全体の幅と奥行き、手入れの方法まで確認しておきましょう。
「すのこだから通気性がよさそう」と構造だけで決めず、自分が使う寝具や部屋の環境、手入れを続けられるかまで考えて選ぶことが、購入後の失敗を防ぐポイントです。
すのこベッドに関するよくある質問
すのこベッドについて、よくある質問を紹介します。
Q. すのこベッドはやめたほうがいいですか?
すのこベッドは、一概にやめたほうがいいとはいえません。寝具の下に空気の通り道をつくりやすい構造で、使用する寝具や設置環境にあった商品を選べば問題なく使えます。


注意したいのは、薄い敷布団を直接敷く場合です。すのこの硬さや凹凸を感じることがあるため、敷布団での使用に対応しているかを確認しましょう。また、床に近いタイプは冬場に冷気を感じる場合があります。床から寝床までの高さも、あわせて確認したい点です。
Q. すのこベッドは体に悪いですか?
すのこベッドという構造自体が、体に悪いわけではありません。体への負担を左右するのは、組み合わせるマットレスや布団の厚さです。床板には等間隔にすき間があるため、薄い敷布団だけを載せると板があたっている部分に体重が集まり、板の硬さが体に伝わりやすくなります。


厚みのあるマットレスを組み合わせれば、板の硬さは伝わりにくくなります。硬さが気になるときは、ベッドフレームを買い替える前に寝具の厚みを見直してみてください。
Q. すのこベッドがきしむ原因は何ですか?
すのこベッドのきしみは、フレームのつなぎ目やネジの緩み、すのことフレームの接触などが原因です。床の状態によってベッドの一部分に重さが集中し、音につながることもあります。


使っているうちに音が出はじめた場合は、つなぎ目に緩みがないか、脚が床にしっかり付いているかを順番に確認するのがおすすめです。ネジは使用とともに少しずつ緩むため、締め直すだけで収まる場合もあります。床板だけが原因と決めつけずに、フレーム全体を確かめてみてください。





























